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防犯ブログ

神奈川 電器店の扉にロープ掛け、車で引っ張り壊す手口

8日朝、神奈川・愛川町の電器店で扉が壊され、ゲーム機など43万円相当が盗まれました。
警察は窃盗事件として捜査しています。

事件があったのは愛川町の電器店「ノジマ」愛川店で、8日午前6時前、出入り口の扉が壊され、店内にあったポータブルゲーム機など23点(計43万円相当)が盗まれました。
警察によると、店の扉の取っ手にロープのようなものがくくりつけられた跡があり、何者かが車で引っ張って扉を壊し、店内に侵入した可能性があります。

付近の住民が現場から走り去る白い乗用車を目撃しているということで、警察は逃げた車の行方を追っています。
<3月8日12時53分配信 日本テレビより>

現場でのセキュリティシステムの有無は不明ですが、住民の目撃証言を基に逃げた車を追っているということなので、入口付近に防犯カメラが設置されているということはないのでしょう。
建物に侵入されてから動作するセキュリティシステムでは遅いという現場があります。
そのようなところに対しては、建物に近づけさせない、建物に近づき、敷地内に侵入した時点で動作するようなセキュリティシステムが有効です。

犯行は1分1秒を争います。
泥棒としてはとにかくその場を早く離れたい、という心境です。
逆に考えると、侵入するのに時間がかかると思わせれば、ここは面倒だ、他にところにしようと侵入のターゲットから外れるかもしれません。

しかし、今回の泥棒のように車で扉を引っ張って壊すような荒々しい手口に対しては、普通の対策では対抗できません。
電器店ともなると大量の高額商品がありますから、多少の危険性を犯してでも犯行を行う価値があると判断する泥棒が必ずいます。
車で突っ込んでくるような手口を防ぐことはほぼ不可能です。
侵入を防げないのであれば、侵入後、それ以上の犯行を継続させないフォグガードシステムのような特殊な防犯対策が必要です。
フォグガードシステム(霧を噴射して泥棒の視界を遮ります)

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投稿者:総合防犯設備士(2010年3月09日)|記事URL | あとで読む

茨城のリサイクルショップで連続窃盗 現金約300万円盗まれる

6日午前2時半頃、かすみがうら市にあるリサイクル会社の事務所で、警備会社から異常を知らせる通報が警察にありました。警察官が駆けつけると入り口のガラスが割られ、事務所にあった現金295万円入りの金庫が盗まれていました。

この他にも5日夕方から6日朝にかけて、かすみがうら市と土浦市であわせて3つの事務所や店が荒され、2か所で金庫や腕時計が盗まれたということです。

警察はいずれも入り口のガラスがバールのようなもので割られるなど手口が似ていることから、同一犯の可能性があるとみて詳しく調べています。
<3月6日22時18分配信 TBSより>

現場にはセキュリティシステムが設置されていたようですが、リサイクルショップは大金やブランド品の高額商品を置いているところも多く、一つの防犯対策だけでは泥棒の犯行を防ぎきれない場合があります。

金庫があるから大丈夫、セキュリティシステムがついているから大丈夫と安心できない業種があります。
つまり、泥棒が多少のリスクを犯してでも犯行を行うとする業種です。
リサイクルショップや宝石・貴金属店、金融機関のATMやガソリンスタンドの両替機など。

センサーを主軸としたセキュリティシステム、防犯カメラによる映像の記録、最も狙われる窓・扉自体を強化し破壊しにくいもの、侵入するには時間がかかるものに替えるなどの対策を複数組み合わせることが効果的です。

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投稿者:総合防犯設備士(2010年3月08日)|記事URL | あとで読む

コンビニで売上金465万円窃盗被害。

コンビニで事務所内に置かれた現金約465万円が窃盗被疑に遭いました。


●26日午後11時40分ごろ、大阪府八尾市光町のコンビニエンスストア「サンクス近鉄八尾駅前店」で、事務所内にあった売上金など約465万円がなくなっているのにアルバイトの男性店員2人が気づき、八尾署に通報した。署員が防犯ビデオを確認したところ、事務所に出入りする不審者が映っており、同署が窃盗容疑で捜査している。

店員は午後11時ごろ、売上額を計算するため現金を買い物かごに入れて事務所内に置いたが、接客のため事務所を離れ約40分後に戻ると、現金だけがなくなっていた。

 防犯ビデオには、白っぽいジャンパーと黒っぽいズボン、灰色のフルフェースのヘルメットを着用した不審者が午後11時35分ごろ来店、そのまま事務所に入る様子が映っていたという。

 事務所の入り口はレジから死角になっている。同店は毎日、ほぼ同じ時間に現金を移動させており、八尾署は店内の事情を知っていた人間の可能性もあるとみて調べている。
(2月27日 産経新聞より引用)

コンビニで465万円もの大金・・と思って、元コンビニ本部に勤めていた社員に聞いたところ、
良く売れる店舗であれば、休日の売上などもあるとそれくらいの金額にはなるとのことでした。
そういう事情も内部事情に詳しい犯罪ではないかということでしたが、警察でも同様の見解のようです。

まず、一番の問題は、無人となる事務所にそんな大きな大金を放置したこと。
そして事務所への出入りがレジで気が付かないこと。

売上金の計算のため事務所に現金を置く必要があるのであれば、その場から離れないよう、その時間帯のアルバイト人数を増やすなどの工夫が必要です。
又、事務所への入退出は社員証などによる入退出システムを設置するのが理想ですが、最低限でも錠前を設置して誰でも簡単に出入りできる状態を無くすことが必要です。
事務所にも防犯カメラを設置し、レジで状況が把握できるようにすることをお勧めします。

灰色のフルフェースのヘルメットを着用した不審者が来店し、そのまま事務所に入っていったのを店員が気が付かなかったというのも問題です。
来客に対しては必ず顔を見て挨拶をすることを徹底することが重要です。
夜の11時であればそんなに来客が多い時間帯ではないはず。
コンビニの防犯対策

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投稿者:総合防犯設備士(2010年3月01日)|記事URL | あとで読む

貴金属店からネックレスなど約300万円盗んだ男 前日に下見

貴金属店からネックレスなど約290万円相当の商品を盗んだとして、警視庁上野署は窃盗の疑いで、長野県佐久市中小田切、無職、油井一之容疑者(39)を逮捕しました。
同署によると、油井容疑者は「借金の返済に迫られ、追い詰められてやった。前日に下見のために店に行った」と容疑を認めています。

逮捕容疑は1月9日午後6時55分ごろ、東京都台東区上野の貴金属店「特撰すずき」で、品定めを装いながら、ショーケースの上に置かれていたネックレスなど4点(290万円相当)を手に取ったまま逃げ出したとしています。

同署によると、油井容疑者は店近くに止めていた車で逃走。
車のナンバーの一部が目撃されていたことなどから、同署は油井容疑者を特定しました。
<2月16日19時0分配信 産経新聞より>

車のナンバーの一部が目撃されており、犯人の特定につながったようですが、よくナンバーを覚えていた人がいましたね。
怪しいと思っても覚えようとしない限り、なんとなくで覚えられるものではありませんから。

事前の防犯対策として、防犯カメラが設置されていれば、もっと簡単だったかもしれません。
カメラの設置場所にもよるでしょうが、犯人や車自体の映像を記録できていた可能性もあります。

よく犯罪者は事前に現場を下見すると言われていますが、実際にこの犯人は前日に下見のために店に行ったと供述しています。
下見の段階で、この店ならやれる!と感じた「何か」があったのでしょう。
その「何か」とは、店における弱いところ、つまり弱点が多いと言えます。

例えば、防犯カメラや万引き防止器などの商品の盗難を防止する対策がされていないこと、あとは店員が少なくて犯行を行いやすい時間帯があるなどでしょう。
4点で290万円相当ですから、1点あたり70万円、このような高級品が置いてある貴金属店ですから、それなりの防犯対策が必要です。

被害金額に対して、実際の警備状況と言いますか、防犯体制が甘いニュースが多いように感じます。
金庫に数百万円、数千万円もの大金を保管し、それが全て盗まれてしまった、防犯対策と言えば金庫保管のみ、という事件が結構発生しています。
犯罪者に「この家はやめておこう」と思わせる事前の防犯対策が必要です。

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投稿者:総合防犯設備士(2010年2月17日)|記事URL | あとで読む

ドラッグストア3店舗で化粧品400点連続窃盗。ベトナム人が犯人。

ドラッグストア3店舗で連続窃盗被害が発生していました。

●滋賀県甲賀市と湖南市の同系列のドラッグストア3店で昨年11月末、化粧品計約400点が盗まれる連続窃盗事件があり、県警が窃盗の疑いで、ベトナム国籍の男3人を逮捕していたことが14日、捜査関係者への取材でわかった。
3人は容疑を認めているという。

逮捕容疑は、平成21年11月23日〜24日の間、甲賀市と湖南市にある同系列のドラッグストア3店で、口紅など化粧品計約400点(計約110万円相当)をショルダーバッグの中に詰め込むなどして盗んだとしている。

 捜査関係者などによると、このうちの1人が事件の数日後に同系列の別のドラッグストアで栄養ドリンクなど5点(約5万円相当)を盗んだとして逮捕され、他の3店での犯行と共犯の存在が判明したという。
(1月14日 産経新聞より引用)

ドラッグストアでの万引きによる被害と推測されますが、400点分をショルダーバックに入れられても気がつかないというのは非常に死角が多く、防犯対策が実施されていないということです。
系列店3店舗が被害に遭っていますので、1店舗目で成功したので、同じ方法で他の店舗でも犯行に及んだのだと考えます。

400点にまでにならなくてもドラッグストアの場合、中高生も多く、万引き被害にはどこも頭を悩ましているようです。
防犯対策としては、
● 店舗レイアウトを検討し、死角をなくす。
● 店員による声かけ、巡回。
● 防犯カメラによる監視、録画。
といったこととなります。
防犯カメラが設置されていることをきちんとステッカーなどで知らしめるとともに、自動録画し、犯人がわかった時点できちんと対応することも必要です。

万引きも窃盗であり、見逃さないということをきちんと示すことが必要です。

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投稿者:総合防犯設備士(2010年1月19日)|記事URL | あとで読む

銀座 爆窃団は油圧式ジャッキで壁に穴をあけた。

銀座の貴金属店への窃盗団は、「爆窃団」の特徴である壁に穴を開けて侵入していました。
その詳細手口は下記の通りです。

●侵入用の穴は高さ約70センチの部分にあった排煙口のふたを外し、鉄筋コンクリート製外壁を壊して50〜80センチの大きさに広げられていた。
●隣接するビルの外壁には、穴のほぼ正面に四角いへこみとひびがある。
●警察は約70センチのビルのすき間にジャッキを設置し、圧力をかけて、壁を破壊したとみている。
●石膏(せつこう)ボードの内壁には切り取られたように穴が開いており、複数の手段で壁が破られたとみられる。
●穴の付近ではオートバイ用のビニールカバーと長さ約80センチのプラスチック製の棒も見つかった。作業を隠すためとみられ、ビルのすき間に渡した棒にカバーを掛けていた。
(1月6日 産経新聞より一部引用)

昨日の「報道ステーション」に弊社東京営業所の総合防犯設備士がコメントを求められていました。
昨年末の愛知県での事件も含め、「ハイリスク・ハイリターン」の窃盗団による貴金属店向けの侵入窃盗が発生しています。
壁に穴をあける、という手口は、少々物音を立てようが侵入する、というスタイルです。
複数の人間が色々な道具を使用して分業化して侵入を試みます。
警備システムが設置していたとしても短時間、1〜2分程度で盗めるだけ盗んで退散するという方法です。

こうした窃盗団に対しては「いかに犯行を継続させないか」ということを行うことが必要です。
窃盗団が嫌がる可能性のあることをいくつも組み合わせる事で、「時間がかかる」「物が盗みにくい」「逃げにくい」「なんか不安」という気持ちにさせることが必要です。

「なんかものすごい防犯システムがついているみたい、この後どうなるんだろう??」
なんて気持ちにさせることが大切なのです。
その方法として、「霧の噴射により視界を遮る」という方法をお勧めします。

この霧は人畜無害。店舗面積に合わせて噴射時間を調整することで、本当に真っ白になり自分の指が見えない、という状態になります。
もちろん突然霧が音をたてて出てきたらビックリしますしね、視界はどんどんなくなる、出口がわからなくなる・・・・
以前設置した宝石貴金属店では、「泥棒があわててショーケースで手を切った」ということで、被害を最小に抑える事ができたようです。
影破りシステムに対する防犯対策

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投稿者:総合防犯設備士(2010年1月06日)|記事URL | あとで読む

銀座の貴金属店に爆窃団。爆窃団に効果がある防犯対策は?

新年早々に銀座で壁をくりぬいて侵入するという手口で貴金属店が被害に遭いました。


●東京・銀座の時計・貴金属店「天賞堂銀座本店」から高級腕時計など約200点(3億円相当)が盗まれた事件で、犯人は穴を開けやすい排気口部分の壁をくりぬいて店内に侵入していたことが店関係者の話で分かった。警視庁築地署は、犯人が客を装うなどして店内を下見していた可能性があるとみて、不審な人物が入店していなかったか捜査している。

 築地署は、犯人は鉄筋コンクリート製の外壁に約60センチ四方の穴を開けた後、石こうボード製の内壁を破って地下1階の腕時計売り場に侵入したとみて捜査している。

 店関係者によると、内壁の穴は縦約50センチ、横約80センチだったが、排気口の穴を広げる形で内壁が壊されていたという。穴は1階から地下1階に通じる階段の約1メートル上にあり、穴をくぐれば階段で容易に地下1階に侵入できる位置だった。

 地下1階の防犯カメラには店内を荒らす2人組が映っていたが、2人組は2日午前4時50分ごろから約1時間にわたり、懐中電灯で照らしながら店内を物色する様子が録画されていたという。

 また、地下1階の約20個のショーケースのうち、赤外線センサーが利く売り場奥側のケースは壊されていなかった。築地署は犯人がセンサーの位置を事前に把握していた可能性が高いとみている
(1月4日 毎日新聞より引用)

全ての売り場に立体警戒用侵入検知センサーは設置されていなかったのでしょうか?
どんな防犯システム、警備システムが設置されていたか不明ですが、TVのニュースでは大手警備会社のステッカーが映っていました。約1時間警備員は駆けつけしなかったのでしょうか?

こうした貴金属店においては、
● そのスペースに侵入した時点で、霧を噴射し、視界を遮る。単独店の場合はほぼ視界がなくなるので犯行がしにくい状況となる。
● 音声メッセージ「110番通報します」と、複数のサイレンを侵入時に鳴らす。声によるメッセージは効果大。
● 「防犯シャッター式ショーケース」に宝石は入れて保管する。夜間はショーケースはシャッターで覆ってガードしているのでショーケースを割ることができない。
● 出入り口にはシャッターを設置し、シャッター開閉検知センサーでシャッターをこじ開けられた時点でサイレンを鳴らす。
● 休日や夜間に敷地内に入り建物に近づいた時点でサイレンを鳴らす。
こうしたシステムを設置することで被害を最小に食い止める事ができます。
ぜひ今設置している警備システムなどに追加されることをお勧めします。

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投稿者:総合防犯設備士(2010年1月05日)|記事URL | あとで読む

宝石貴金属店の防犯対策は、犯行を継続させない環境を作らないと効果はない。

年末に名古屋で高額窃盗が宝石貴金属店で発生しました。
宝石など5千万円相当盗難、カメラに複数の影が映っています。
警備会社のシステムと防犯カメラが設置されていましたが貴金属計約130点(約5000万円相当)が盗まれてしましました。


●27日未明、愛知県西尾市下町、ショッピングセンター「おしろタウンシャオ」で、1階の貴金属店「銀座ジュエリーマキ西尾シャオ店」のショーケースが壊され、指輪やネックレスなど貴金属計約130点(約5000万円相当)が盗まれた。

 西尾署は多額窃盗事件として捜査している。

 発表などによると、同日午前2時45分頃、「非常警報装置が作動した」と警備会社から110番があり、9分後に同署員が駆けつけたが、盗まれた後だった。ショッピングセンターの防犯カメラには、犯人とみられる3人の人影が映っていた。
ガラス製自動ドアを割って、侵入したとみられる。店は26日午後8時まで営業し、夜間は無人だった。
(12月27日読売新聞より引用)

●ショッピングセンター出入り口の外側と内側のガラス製のドア2枚が割られていた。
●出入り口にシャッターはなかった。
●ガラス製の陳列ケースの側面5枚が割られていた。
●警報器が作動して署員が到着するまでの約10分間に盗まれたとみられる。
●犯人は3名。
というのが詳細のようです。
ショッピングセンターの中にある店舗で、この店舗だけの囲いなどもなく、ショッピングセンターの中に侵入すればそのスペースには入ることができます。
又、警備会社へのオンラインは実施されていましたが、警察への通報後、到着するまでに犯行は終了していました。

こうした宝石貴金属店に対する侵入窃盗は警備会社のシステムが入っていることを前提にほとんど数分で犯行を終了するため警備員や警察官が駆けつけた時点では多くが犯行を終了し退散していることが多いようです。

それではどうすれば防犯対策を強化できるのでしょうか?
こうした犯罪では昼間営業時間中に犯人は下見をしていることがほとんどです。
めぼしい商品がどう陳列されているか、店のレイアウトなども事前に確認しています。
その時に、店が導入している警備システムの中身も確認しています。

そういう窃盗犯に対して効果が高いのは「その場での犯行継続をしにくくさせるシステム」です。
どういう状況だと犯行が継続しにくいか?というと、「なんか凄い今まで経験したことがないシステムがついている」と感じさせることであり、実際に犯行がしにくいよう視界を遮ったり、ショーケースをシャッターで覆ってガラスを割れないようにしてしまう、といった方法です。
● そのスペースに侵入した時点で、霧を噴射し、視界を遮る。単独店の場合はほぼ視界がなくなるので犯行がしにくい状況となる。
● 音声メッセージ「110番通報します」と、複数のサイレンを侵入時に鳴らす。声によるメッセージは効果大。
● 出入り口にはシャッターを設置し、シャッターをこじ開けられた時点でサイレンを鳴らす。
● 休日や夜間に敷地内に入り建物に近づいた時点でサイレンを鳴らす。
こうしたシステムを設置することで被害を最小に食い止める事ができます。
ぜひ今設置している警備システムなどに追加されることをお勧めします。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年12月28日)|記事URL | あとで読む

宝石貴金属など1億6千万相当盗難...パイプ伝い侵入か?

年の瀬に高額窃盗事件が発生しました。
貴金属卸業者から宝石貴金属1億6千万円相当が盗まれました。
外壁のパイプをつたって屋上に上がり、屋上からベランダに下り「ガラス破り」で侵入した可能性があります。

●18日午後2時40分頃、貴金属卸業「三和商事」(神戸市中央区)の事務所兼倉庫から、指輪などが盗まれたと、出勤した経営者の男性(57)が110番した。

 被害は指輪やネックレスなど約230点(1億6500万円相当)と現金90万円。
ベランダの窓ガラスが割れており、生田署が窃盗事件として捜査している。

 発表によると、男性は17日午後11時50分に事務所を出ており、玄関は施錠されていた。
外壁のパイプに人が触ったような跡があり、同署は、何者かがパイプをつたって屋上からベランダに侵入した可能性があるとみている。
(12月18日 読売新聞より引用)

この貴金属卸業者では防犯システムや警備システムなど設置していなかったのでしょうか?
ニュースには何も記載されていませんでした。

こうした高額商品を扱う店舗や倉庫には「ハイリスク・ハイリターン」を企てる窃盗団が侵入します。
「短時間化」しており、侵入して1〜2分程度で犯行を終えて退散することも珍しくありません。
壁に穴を開ける、車ごとシャッターや壁を破壊するなど非常に荒っぽい方法で侵入します。
「爆窃団」(ばくせつだん)なんて物騒な名前までついています。

多くの方は2階、3階と上階になればなるほどその窓から侵入されないと思い込んでいます。
しかし、実際には足場になる建物が隣にあったり、今回のようなパイプなどがあればそれを伝って上に登ってしまします。
ある泥棒は、ビルとビルの隙間に足をかけて登っていました。
上の階になればなるほど、いったん上がってしまえば侵入はしやすくなります。
というのが、防犯意識が低くなり、無施錠、又はクレセント錠のみの窓がほとんどだからです。

防犯システムを設置する場合も予算の関係で外すことを望まれる場合もあります。
我々セキュリティハウスでは、できる限り現場の防犯診断で、その建物への侵入の可能性を探り、可能性がある場合には上階の窓にも窓・扉開閉検知センサーの設置をお勧めします。
最低限でも地面より1.8mより低い場所の窓、塀から1.8m以内であればその塀の上から1.8mまでは侵入されることを前提に考えることをお勧めしたいと思います。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年12月22日)|記事URL | あとで読む

文化包丁62本 スーパー4店舗で窃盗被害

包丁ばかりを盗む窃盗被害が兵庫県神戸市のスーパー「ダイエー」3店舗と[コープ」1店舗で連続して発生しています。

●兵庫県警神戸西署と垂水署は13日、神戸市西区と垂水区の量販店4店で計62本の文化包丁が相次いで盗まれたと発表した。1本3000円以上の高価なものばかりだったといい、連続窃盗事件の疑いもあるとみて捜査している。

 両署によると、13日午前9時45分ごろ、西区の量販店1階の台所用品売り場から、包丁10本(計3万5400円相当)がなくなっているのを店員が発見した。約30分前の開店直後は異常がなかったという。同店から連絡を受けた同区内の別の系列店でも午後2時ごろ、包丁13本(計4万9340円相当)がなくなっていることに気付いた。また、同区内の別の量販店では、12日夜の閉店間際に包丁9本(計2万7720円相当)が盗まれていた。

 一方、垂水区の量販店から13日午後3時ごろ、2階日用品売り場から包丁30本(約11万円相当)が盗まれたと通報があった。
(12月13日毎日新聞より引用)

文化包丁を1度に10本盗もうとすると、かなりの量と重さになります。
どうやって店員に見付からず、店の外に持ち出したのでしょうか?
冬はコートを着ていますので、コートの下などに隠したのかもしれませんが、一人ではちょっと無理ではないかと推測します。何の目的で文化包丁ばかりを盗んでいるのかも不明です。

大手スーパーですので防犯カメラは設置されていると思われます。
もう一度防犯カメラの設置位置や角度を見直し、きちんと録画がされるかも確認することをお勧めします。
また、死角がある場合にはこれを機会に増設も検討されることをお勧めします。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年12月14日)|記事URL | あとで読む

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