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2006年01月19日 大阪府 30年間ひったくり連続最多。00年の半減の目標は達成

大阪府内で昨年発生したひったくりの件数が5542件と、76年から30年連続で全国最多を記録したことが18日、府警が発表した犯罪統計(速報値)で明らかになりました。

ただ、史上最多だった00年の1万973件からほぼ半減しており、太田房江知事が04年の府知事選で掲げた「ひったくり半減」の公約は2年前倒しで達成された格好になっています。

大阪府警の取り組みとして
●地域と連携するため協議会(60地域)を組織
●自転車の前かごカバーを配布する
など対策に本腰を入れた結果が、半減に結びついた。

また、路上強盗(429件)、車上狙い(3万7175件)も全国府警街頭犯罪・侵入犯罪総合対策本部は「依然として治安情勢は厳しい状況です。
今年はひったくりを含む全街頭犯罪を10%ずつ減らし、昨年急増した空き巣などの対策にも組織をあげて取り組む」としています。

ひったくり対策について下記にご紹介します。

●ひったくりに遭わないように鞄は車道の進行方向の反対側に持つ。できればショルダーバックを斜めがけにして持つことがより安心。 ハンドバックを持つ時も、車道側を避け、腕をしっかりと入れ、固定する。
常に鞄に意識をすることが大切。
●車道寄りを歩かない。
●自転車の前かごには荷物を入れないか、蓋をつけるなどして、簡単にひったくりをされないようにする。
●ゆっくりとしたスピードで近づいてくるバイクや自転車・車に注意する。後ろにも注意しながら歩くことが大切。
●停車している車の中に人がいる場合には、中に引き入れられない程度に一定の距離を離れてその横を通る。特に夜間は反対側を歩くなど注意する。
●後ろをつけられていないかどうか注意し、怖いと感じたら近所の家やお店に飛び込む。
●特に夜コンビニエンスストアからの帰りなど注意する。出た後、後をつけられていないか確認する。
●銀行でお金をおろした後なども後ろをつけられていないか注意する。
●夜間の一人歩きはできる限り避ける。駅から家までの複数の道を把握し、人通りや明るさなどから最善の道、遠回りでも人通りのある道、外灯などで明るい道を選ぶ。家族に連絡する、タクシーを利用するなどして危険を避ける。繁華街なども歩かない。
●携帯電話で話をしながら歩いていると周囲に注意がいかないため、話中には特に注意する。
●広い道から細い道に入ったところなどが狙われやすいため、特に周囲に気を配る。
●防犯ブザーなどを携帯し、常にすぐに鳴らすことができる状態にしておく。鞄の中ではいざという時には役に立たない。

鎖式警報ブザー付ナイロンカバン
チェーン(1m)の先のピンが抜けると約5秒後にブザーが鳴ります。


無線式警報ブザー
微弱電波を発する送信機と受信機が約6〜18m離れると、受信機のブザーが鳴る、カバン装着用の防犯ブザーです。

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