防犯ブログ

  • 侵入手口(事務所)
2009年11月02日 中国、四国で事務所で窃盗を重ねた泥棒。

泥棒、「地方の時代」ということを知ってください。
どういうことかというと、「防犯対策が進んでいる都会ではなく、防犯意識が希薄は地方に泥棒は活動の場を移している」ということ。
それを実践していた泥棒が逮捕されました。

●四国、中国地方を中心に7県で窃盗を繰り返したとして、松山東署は26日、高松市瓦町1の無職A(27)=窃盗罪で既に起訴=と松山市中村3の無職B(35)=同=を窃盗容疑で松山地検に最終送検したと発表した。
 両容疑者は6月4日に福島県いわき市内の事務所内に侵入し現金約6万7000円と、ビデオカメラなど18点(計約1万8700円相当)を盗んだなどとして、窃盗容疑で今年7月、同署に逮捕された。
同署は、愛媛、香川、高知、広島、岡山、茨城、福島の7県で昨年12月から今年6月にかけて発生した単独と共謀を含めた121件(被害総額約3898万円)の事件を裏付けたとして、松山地検に両容疑者を窃盗容疑で26日までに送検した。
 同署によると、両容疑者は刑務所内で知り合い、出所後連絡を取り合っていたという。
(10月27日 毎日新聞より引用)

中、四国や茨城、福島など地方ばかりを窃盗して移動していたと見られます。
121件で3898万円、平均1件あたり32万。現金だけでなくビデオカメラなど換金可能なものも盗んだのではないかと推測されます。

刑務所内で知り合い、窃盗方法んどで情報交換をして、出所後一緒に窃盗を働く・・という事例も映画の中だけでなく実際にあります。
侵入手口が記載されていませんでしたが、事務所荒しの場合、最も多いのが「ガラス破り」で48.4%。
次が「無締まり」17.1%。「ドア錠破り」12.2%。「その他」10.5%。
窓及び表玄関のガラス破りに対して注意する必要があります。
窓・扉開閉検知センサーで検知し、ベルやサイレンでその場で威嚇撃退する、という方法が最も効果的です。
夜間は無人となる事務所ですので、確認の意味で管理者、社長などの携帯電話にメール、音声、画像などで異常発生を知らせることも同時に行う自主警備システムがお勧めです。

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