防犯ブログ

  • 犯罪手口
2010年08月11日 栃木 宝飾店で高級腕時計盗難 スイス製246万円

30日午後4時45分ごろ、佐野市高萩町の時計宝飾店「トンプキンス佐野」から「腕時計が盗まれた」と110番がありました。
佐野署員が駆けつけると、ガラスケース内の高級腕時計1点がなくなっていました。
同署は窃盗事件として捜査しています。

同署によると、時計はスイスのオーデマ・ピゲ社製の「ロイヤルオーク」で、販売価格は246万7500円。ガラスケースは店員側から開けられる状態だったようです。
店側が腕時計を確認した同日午前10時ごろから被害に気付いた午後3時ごろまでの間に盗まれたとみられています。
<8月1日12時33分配信 毎日新聞より>

午前10時から被害に気付いた午後3時ごろの間にいつ盗まれたか分からないということは、店内には防犯カメラ及び記録装置はついていなかったということでしょう。
もし、設置されていれば、その商品が映っていれば、いつなくなったかが分かりますし、盗んだ犯人の映像も残っている可能性があります。

このように防犯カメラは、その場での犯行を抑止する力と、犯行後の確認や証拠としての役割も果たすことができる非常に便利なツールとなっています。

犯人は変装していない限り、防犯カメラの前で素顔のまま犯行を行うことはないでしょう。
あとで映像を見れば顔がばれてしまい、犯人が特定されてしまうからです。

営業時間中だとさらに効果を発揮します。
営業時間中に犯人がサングラスや目だし帽をかぶって変装して店内に入っても、一発で怪しい人物だと分かってしまいます。
怪しまれないようにするには素顔のままで入店するしかありません。
そうなると、素顔が映像に記録されてしまうので、防犯カメラがついているところで、営業時間中の犯行は非常に難しいということになります。

そういう店舗は事前の下見でしっかりと見分けます。
ここはやばい、と判断したら、別の無防備なところを探すのです。
こうなると事前の防犯対策が成功したことになります。
犯人だって捕まるリスクを犯して犯行を行おうとは思いません。
それを逆手に取った対策が有効なのです。
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防犯カメラシステム導入する上での注意点

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