防犯ブログ

  • 犯罪手口
2005年11月11日 日中窃盗団 金庫破り50件

北海道道内で金庫破りを繰り返していたとして、日本人3人と中国人3人の窃盗団が逮捕されました。
被害は50件以上で、被害額は1千万円以上に上ると見られます。
道内の会社事務所にバールでこじ開け侵入、「金庫破り」を行い、現金やパソコンを盗み、レンタカーで移動しながら盗みを繰り返していました。
手配役の暴力団員と、実行役の中国人に役割分担していました。

「金庫破り」とは夜、事業所、事務所などに侵入し、据え付け金庫を破り、又は搬出して盗みものをいいます。

金庫を万能だと考えていませんか?

一般的に使用されている金庫は「耐火金庫」で、防犯面では万全でないものの方が多いのです。
「金庫破り」の手口にかかると、背面破りなどで簡単に中のものを盗まれます。
また、数十キロの大型金庫でも金庫ごと盗み出す手口も多く、安心はできません。

「金庫破り」「金庫盗難」対策としては、下記があります。

1.金庫は防犯性能の高いタイプのものを使用する。
2.金庫は据え置き型のものを使用し、ボルトで床に固定する(持ち出すのに時間をかけさせる)
3.事務所内の目に見える場所に設置せず、隠しておく。その扉にも鍵をかける(見つけるに時間をかけさせる)
4.金庫の鍵を机の引き出しなどに入れない。暗証番号を見えるところに書いておかない。担当者が変更した場合には暗証番号を変更する。
5.事務所内には侵入検知センサーを設置し、[音・光・霧]で侵入者を威嚇する建物内に入れさせない。
6.金庫を過信し、重要なものをまとめて入れない。

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