防犯ブログ

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2011年11月30日 茨城 夫婦で旅行中に退職金1千万円盗まれる

18日午後4時20分ごろ、水戸市内の女性(59)から「砂利置き場に耐火金庫が落ちている」と、近くの交番に通報がありました。
水戸署によると、現場に散乱していた定期預金証書から、市内の無職男性(70)のものと判明。
金庫内の現金約1000万円と貴金属など43点(計155万円相当)がなくなっていました。
同署が多額窃盗事件として捜査しています。

同署によると、1階南側廊下の掃き出し窓が割られ、各部屋が荒らされていました。
1階階段下の納戸にあった耐火金庫(高さ70センチ、横50センチ、重さ80キロ)や、2階のたんすの腕時計や指輪などの貴金属10点が盗まれていました。
金庫の現金は退職金だったということです。

男性は妻と2人暮らしで、17日から夫婦で栃木県へ旅行に出掛けていたという。
<毎日新聞11月20日(日)12時31分配信より>

夫婦で旅行中に、退職金として金庫に保管していた1千万円が盗まれてしまったという事件です。
これからの老後の為に大切に保管していたものだと思います。

一般住宅から金庫が盗まれる、もしくは破壊され、その中に保管していた大金が盗まれるという窃盗事件が非常に目立ちます。
金庫に保管しているから大丈夫、と安心している人が多いのでしょう。

金庫保管を過信してはいけません。
金庫ごと盗まれる手口やその場で破壊する手口が実際に発生しています。

もちろん金庫が全く意味がない訳ではないのですが、時間を掛ければ破壊できますし、複数人もしくは運搬用の車や道具さえあれば重量耐火金庫であっても盗み出すことが可能だ、という点も考えなければなりません。
我が家だけは安全だという根拠のない自信を持つことだけは避けるべきです。

外観からみて、明らかにセキュリティシステム防犯カメラが設置されている家を泥棒が狙うでしょうか。
侵入の難易度が高いのは素人でも分かりますから、プロの泥棒ならもっと用心します。
この家はやめておこうと犯行を思い留まらせるようにすることで効果を発揮します。
その為に行うのが事前の防犯対策です、事後ではなく事前に行うことがより効果的なのです。

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