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侵入手口

宮崎 公民館の壁に塗料スプレー噴射

先月、川南町内の公民館に侵入し、壁などに塗料のスプレーを吹き付けたとして、川南町社会福祉協議会の職員の男が建造物侵入および損壊の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、川南町社会福祉協議会の職員の男(48)です。

警察の調べによりますと、男は、先月中旬、川南町の川南町公民館に鍵のかかっていなかった正面出入り口から侵入し、屋内の壁やキャビネットに塗料のスプレーを吹き付けたり水をまいたりした疑いが持たれています。
警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。
警察で犯行の動機について詳しく調べています。
<8/7(火) 12:10配信 MRT宮崎放送より>

今回は壁に塗料のスプレーを吹き付けた犯人が逮捕されましたが、誰の犯行か分からずこのような被害に困っている人はたくさんいるはずです。
特に治安の悪い地域では、深夜や明け方に不良が集まり、面白半分に○○参上!などとスプレーを吹き付ける者もいるでしょう。

一度吹き付けられた塗料をきれいに落とすことはかなり難しいでしょうし、壁を塗り直すなどきれいにしても、またそこに吹き付けられる可能性があります。
汚すのは簡単ですがきれいにするのはとても難しいのは素人でも分かります。

防犯カメラがついていれば犯人特定や証拠になるでしょうし、防犯センサーがついていれば壁に近づく前にセンサーが動作し、警報ベル等で犯人を追い払うことができたかもしれません。
また、警報ベルよりも目立つ威嚇機器がついていれば、その場での犯行を思い留まらせることができたかもしれません。

何かしらの対策を講じなければ自然に解決、改善する問題ではないように思います。

同じ民家に6回侵入? 性的欲求を満たすため

埼玉県神川町で、同じ家に繰り返し侵入して、女性用の下着を盗んだり、住人の女性に抱きついたりしたとして、30歳の男が逮捕された。

窃盗や強制わいせつなどの疑いで逮捕されたのは、会社員の男。
警察によると、男は2016年、神川町の民家に侵入し、女性用の下着約30点を盗んだ疑いが持たれている。
また、去年も同じ民家の庭に侵入し、この家に住む当時10代の女性が帰宅したところ、背後から抱きつき、体を触るなどわいせつな行為をした疑いが持たれている。

男は調べに対し、「性的欲求を満たすためだった」と容疑を認め、「同じ民家に合わせて6回侵入した」という趣旨の話をしていて、警察が関連について調べている。
<7/17(火) 23:05配信 日テレNEWS24より>

犯人の供述では同じ民家に6回侵入したとありますが、それほどの回数侵入を許したのは、現場でその後の再発防止策がとられていなかった、または甘かったのかと考えてしまいます。

もしくは、犯人が6回も侵入していたとは知らなかったのかもしれません。

どちらにしても複数回同じところが侵入被害に遭うということは、侵入しやすいポイントがあるからでしょう。

泥棒の侵入窃盗被害に遭ったことがある家で、別の泥棒に侵入されることがあるようです。
これは泥棒同士が示し合わせて犯行を続けて行ったのではなく、何かしら侵入されやすいポイント、弱点があるのでしょう。
このポイント、弱点をそのまま残しておくことは危険です。

泥棒に侵入窃盗被害に遭って、それから防犯対策をしても意味がない、今回の被害は元には戻らないと考える人が多いかもしれません。
しかし、今回の被害に対してではなく、これから被害に遭わないための対策というように考え変えていく必要があります。

鍵を盗み同僚宅に侵入1ヶ月で21回 元副検事逮捕

京都地検は16日、同僚の自宅に侵入した容疑で逮捕された同地検宮津支部の元副検事の男(44)=京都府宮津市吉原=について、窃盗と住居侵入の罪で起訴した。
容疑者はこの日、起訴前に懲戒免職処分になった。
捜査関係者によると、被害者の同僚は女性という。

起訴状によると、容疑者は今年1月24日、同僚の自宅の鍵を盗み、約1カ月間に21回、同僚宅に侵入したとされる。
私生活をのぞき見る目的で、一緒に出張した際、隙をみてかばんから鍵を盗んだという。

京都地検の次席検事は「倫理教育を徹底したい」と語った。
<3/17(土) 6:41配信 朝日新聞デジタルより>


鍵の複製は簡単に出来てしまいます。
スペアキーの作成を依頼するとその場で数分で作ってくれます。
その際、身分証明書の提示を求められることもありませんし、その鍵は自分の物かということも聞かれません。(自分の物だと証明すること自体が難しいですが)

一時的に鍵を盗み、その間に複製し、そして相手に気付かれないように戻しておくとまさに完全犯罪です。
あとは相手の不在時は、自由に部屋へ出入りすることができてしまいます。

今回の犯人は窃盗目的ではなく、私生活をのぞき見ることが目的のストーカーのような男でしたので、何か金品を盗むということもなく、被害者が侵入の形跡に気付くのが遅れたのかもしれません。
最終的には暴行事件に発展する可能性もあったでしょうからその前に逮捕されたことは幸いでした。

鍵だけの防犯対策ではこのような侵入者への対策としては不充分なことが分かります。

採風ドアからの侵入 京都で窃盗被害34件発生

ドアを閉めたまま、スライドガラスを開閉して換気できる「採風ドア」から民家に忍び込む窃盗被害が京都府内で相次いでいます。
府警が昨年確認した被害は34件(未遂を除く)で、忍び込み事件全体の2割超を占めた。スライド部分が無施錠だったケースが大半で、府警は「外出や就寝時にはスライド部分も必ず施錠して」と呼び掛けています。

「やられた」。昨年9月。城陽市の会社員男性(40)は、自宅1階から財布やバッグ内の現金約30万円が盗まれたことに気付きました。

就寝前、勝手口の採風ドア本体は施錠していました。しかし、スライド部分は鍵を掛けず、換気のため開けっ放しにしていた可能性があるという。「ドア本体を施錠すれば安全だと思い込んでいた」と悔やみます。

府警によると、男性宅から現金を盗んだとされる男(21)=窃盗容疑で逮捕=は、採風ドアの網戸をライターで破り、無施錠だったスライドガラスを開け、隙間から手を入れてドア本体を解錠していたという。

住人が就寝中に民家に忍び込む窃盗事件は昨年、府内で145件発生しました。勝手口が侵入経路となるケースは49件あり、このうち約7割が採風ドアを標的にした事件でした。

府警は滋賀県や三重県でも同様の被害を確認し、被害総額は約660万円に上るという。

日本サッシ協会(東京都)によると、採風ドアは「上げ下げ内蔵勝手口ドア」とも呼ばれ、ドア本体と換気用スライドガラスや網戸、格子部分にそれぞれ鍵があります。割れにくいガラスを採用するなど防犯性能が高い製品もありますが、同協会は「施錠状態が不完全であれば、防犯性能が高くても危険だ。被害に遭わないためにも、戸締まりは万全にしてほしい」と注意を促しています。
<京都新聞 2/14(火) 8:59配信より>


採光ドアはよく耳にしますが、採風ドアというものもあるのですね。
確かに夏場など気温が高いときに、ドアを閉めたまま換気や風通しを良くする為にドアの一部を開けることができたら便利です。

施錠しているから安心だという油断を突いての犯行のようです。
スライド部分は無施錠というケースが大半のようですからそのことを表しています。

この件に限らず、ドアや窓の施錠だけでは防犯対策としては充分とは言えません。
もちろん、無施錠に比べると防犯効果はありますが、犯罪者はそれらをクリアする手段を持っています。
時間を掛け、道具を利用すれば簡単に突破されてしまいます。

それを簡単に突破されないようにトラップを仕掛けるのが防犯対策です。
犯罪者がそのトラップに対し尻込みをするように思わせることが効果的です。
その場での犯行をあきらめさせ、別のターゲットを探させるような誘導をできるかが鍵となります。

塀のある家を狙い泥棒行脚44件

兵庫県加古川市内の民家に侵入し現金などを盗んだとして逮捕、起訴された住所不定、無職の男(37)が、姫路市や加西市でも同様の盗みを繰り返したとして、県警捜査3課と加古川署は5日、窃盗容疑などで関係書類を地検姫路支部に送り、捜査を終えました。
起訴済みの4件を含め44件、計約245万円相当の被害を裏付けたとしています。

県警によると、今年5~8月、無施錠の窓から民家に入り、現金や腕時計、家電製品を盗むなどした疑いがあります。
県警の調べに容疑を認め「人目に付きにくいよう、主に塀のある家を狙った」と供述したという。
<神戸新聞NEXT 12/5(月) 18:44配信より>

民家の塀というと、外部からの侵入者を防ぐ盾のように考える人が多いと思います。

扉や門が施錠されていれば塀を乗り越えるか、破壊して侵入しなければならず、防犯効果は当然あります。

ただ、現場によっては簡単に突破できてしまう、または一部の箇所からの侵入は容易である場合があります。
一旦中に入ってしまえば、外からの視界を遮る、泥棒側の盾に変わってしまう恐れもあるのです。

家人が無人の場合は、塀に守られながら悠々と犯行を継続できてしまうのです。

塀があるからと言って油断することなく、客観的な視点で侵入しやすいか、侵入後の犯行を継続できるかなどを判断すべきです。
その上で弱点をなくす、減らすための防犯対策を講じましょう。

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