防犯ブログ

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2010年03月12日 京大生が女性宅に侵入しわいせつ行為

京都大工学部1年の男子学生(18)が、準強制わいせつの疑いで川端署に逮捕されていたことが9日分かりました。
京大は同日、学生を放学(退学)処分としました。

京大や捜査関係者によると、学生は昨年6月8日、京都市内にある10代の女性の部屋に侵入し、睡眠中の女性の体を触ったとして、昨年12月1日に準強制わいせつの疑いで同署に逮捕されました。
容疑を認めたということです。

京大は学生の逮捕後、工学部に調査委員会を設けて学生と面談し事実関係を確認しましたが、大学の呼び出しを一度無視するなど、「反省の度合いが十分でない」(大嶌幸一郎工学部長)とし、最も厳しい処分にしたということです。

京大は同日夜に会見しましたが、「被害者のプライバシーを守る」「加害者が未成年」として事件の詳細は明らかにしませんでした。

京大は、2006年3月に集団女性暴行容疑で逮捕されたアメリカンフットボール部元部員の学生3人を、昨年2月に強制わいせつ罪で有罪判決を受けた男子学生を、それぞれ放学処分しています。

京大では他にも大麻取締法違反容疑で学生が逮捕されるなど不祥事が続いたため、昨年4月に今回処分を受けた男子学生も含む新入生を対象に、人権尊重や薬物乱用禁止を訴えるオリエンテーションを行っていました。

西村周三副学長は「事件を繰り返さないよう、人権の大切さを周知徹底したい」と謝罪しました。
<3月10日9時49分配信 京都新聞より>

京大生が女性宅に侵入し、睡眠中の女性の体に触るなどのわいせつ行為で逮捕されました。
犯行を繰り返し、どんどんエスカレートすれば金品の強奪や暴力行為に及んでいたかもしれません。
他にも余罪があったかどうか不明ですが、今回の事件だけで済んだのは不幸中の幸いかもしれません。

退学になったということですが、一生懸命勉強して京大に入ったというのに一瞬で台無しにしてしまったようなものです。
つい間が差しただけの犯行かもしれませんが、被害に遭った女性からすれば非常に恐ろしい話です。
家で寝ていたら知らない男がいて体を触っていた・・・考えただけでもぞっとします。
6月に発生した事件ということですから、窓を開け放しで寝ていたのかもしれません。
泥棒などの犯罪者と言えば、無人のところを狙うというイメージがありますが、最近はそうとも言えません。

人が寝静まった家に侵入し、金品を盗み出す事件。家人が犯人と出くわしてしまい強盗に早変わり。
また、マンションの屋上から侵入し、ベランダを伝って各住居を移動し、犯行を繰り返す泥棒。
思わぬ場所から侵入してくる泥棒が増えました。
犯罪の質も変わってきています。

昔だったらこの防犯対策で大丈夫!安心だ!とされていたものが次々と泥棒に破られ、侵入されるという事件が発生しています。
ここからは侵入されないだろうという固定概念は捨てて、柔軟に対応しなければなりません。
住民の方も、自分は被害には遭わないだろうという根拠のない自信は持たないようにして、常に防犯意識を持ち続けることが大切です。

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