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2010年03月11日 千葉 パチンコ店で強盗と鉢合わせ 縛られ現金660万円奪われる

パチンコ店での強盗が発生しました。

●11日午前1時ごろ、千葉県白井市富塚のパチンコ店「ホープ パーラーシロイ」の男性主任(37)から「包丁を持った男に売上金を奪われた」と110番がありました。

県警印西署員が主任らから事情を聴いたところ、閉店後に2階事務所を出た男性店長(37)と主任が階段で2人組の男と鉢合わせになり、ビニールひもと粘着テープで縛られたうえ、金庫内の売上金など約660万円を奪われたということです。
けが人はなく、同署は強盗事件とみて捜査しています。

同署によると、2人組はいずれも身長約160センチ、黒い服を着て白や赤の目出し帽をかぶっていたという。
<3月11日11時13分配信 毎日新聞より>

強盗と鉢合わせになり、粘着テープなどで縛られはしましたが、けが人はなく不幸中の幸いでした。
しかし、金庫内の現金660万円は奪われてしまいました。
この事件に限らず、パチンコ店での盗難被害は、特に現金の被害金額が大きいというのが特徴の一つです。

数百万円から数千万円にも上ることが珍しくなく、繁盛しているパチンコ店には大金が置いてある、という証となっています。
それだけ泥棒に狙われやすい環境にあるということです。

店内に防犯カメラや防犯ミラーが設置されているのは普通ですが、意外と金庫を保管している部屋やそれにつながる部屋等の警備が薄いところがあります。
その弱点を突かれて、事務所裏口から侵入した犯人に現金を奪われるような事件も発生しています。

営業時間中は、非常押しボタンや防犯カメラシステム、電気錠の制御システムで防御し、営業時間終了後は、建物に近づかせず、敷地内に侵入しただけで働くようなセキュリティシステムを設置するなど防犯対策にも工夫が必要です。

強盗に対しては、凶器を持っていることが多いので刺激し過ぎないことがよいケースもあるでしょう。
非常押しボタンを押したばかりに犯人がパニックになって襲ってくる危険性もあります。
この辺りも社内で防犯訓練などを行い、日頃から対策を考えておく必要があります。

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