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犯罪情報

銀行員が不正着服 7年間で約4億8千万円

三井住友銀行のオンライン端末を不正に操作して計約1366万円をだまし取ったなどとして、千葉県警捜査2課は28日、電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで、同行新松戸出張所(千葉県松戸市)の元主任の女(35)=同罪などで起訴=を再逮捕した。同課の調べに対して、容疑を認めているという。

再逮捕容疑は、平成23年5月~7月の間、同行のオンラインシステムを不正操作し、5回にわたって計約1142万円を自らの口座に振り込みや入金があったようにみせかけだまし取ったとしている。また、同じ時期に、顧客6人の口座から計約224万円を払い戻して盗んだとしている。

同課によると、女は21年ごろから懲戒解雇された28年6月ごろまで犯行を繰り返しており、被害総額は計約4億8千万円に上るとみられ、同課は引き続き裏付けを進める。
<3/1(木) 11:43配信 産経新聞より>


正直なところ不可解に感じる事件です。
7年間に渡って4億8千万円もの大金を一人の銀行員が不正に着服できてしまうものでしょうか。
銀行などの金融機関では1円でも現金が合わないと金額が合うまで帰れないという話は都市伝説だったのかもしれません。

顧客の口座から不正にお金を引き出し、そして自分の口座に入金したというものでしょうか。
それならば顧客がお金を引き出されたことに気付かない限り、犯行が明るみに出ることはないのかもしれません。

結局のところ、カードの利用履歴や銀行の残高確認などは個人の責任で定期的にチェックするのが一番良いということかもしれません。
ただ、銀行には絶対の安心感があると思うのですが、それを裏切られてしまうと今流行の仮想通貨に関心が集まるかもしれません。

親子殺害? キャッシュカードから現金57万円引き出す 

埼玉県所沢市西所沢の無職入江富美子さん=当時(76)=方で親子2人が死亡していた事件で、所沢署捜査本部は6日、入江さん名義のキャッシュカードで現金を引き出したとして、窃盗容疑でいずれも住所不定、無職の男A(53)と男B(42)=死体遺棄容疑で逮捕=を再逮捕した。同本部によると、2人は黙秘しているという。

再逮捕容疑は2月8日午後1時半ごろ、東京都豊島区東池袋にある銀行の現金自動預払機(ATM)で入江さん名義のキャッシュカードを使用し、現金約57万円を引き出した疑い。

同本部によると、キャッシュカードは入江さん方にあったものを持ち出したとみられている。男Aと入江さんは同居していた。

事件では入江さんと、次男で幼稚園バス運転手大崎欣孝さん=当時(53)=が室内で死亡しているのが見つかり、県警は殺人事件として捜査。大崎さんの上半身には複数の刺し傷があり、死因は内臓損傷による血気胸で、入江さんは溺死だった。

県警は大崎さんの遺体を浴室に放置したとして、2月12日に男A、男B両容疑者を死体遺棄容疑で逮捕。今後、大崎さん殺害との関連を調べるほか、入江さんの死亡の経緯についても調べる。

さいたま地検は同日、死体遺棄容疑を処分保留とした。
<3/6(火) 23:25配信 埼玉新聞より>

親子を殺害してキャッシュカードから現金57万円を引き出した容疑などで2人の男が逮捕されました。

さらに息子さんの死体遺棄容疑でも逮捕されていますが、なぜか男Aと男Bという匿名での報道となっています。

記事のコメント欄にはおかしいという意見も書かれていますが、2人とも黙秘しているのが理由なのか、このあたりの判断基準があいまいです。

キャッシュカードから現金を引き出したということは暗証番号を聞き出してから殺害したのか、または生年月日や住所等で推測して入力したのかはわかりません。
ただ、この事件だけでなく、高齢者の施設やヘルパーがカードを盗んで現金を勝手に引き出すなどの事件が度々起こっています。

銀行の窓口では本人確認などで厳重にチェックしているつもりでしょうが、営業時間外にATMで制限限度額で数回繰り返せば大金を引き出すことができます。
防犯カメラには顔が映る可能性が高まりますがサングラス等で変装すればそのリスクは軽減できます。

暗証番号での防犯対策ではこのような犯罪の抑止力にはならないと言えるかもしれません。
本人の虹彩や指紋認証等でなければ引き出すことができない契約にすれば簡単には引き出せません。

小説や映画では虹彩や指紋をコピーして防犯システムを突破するようなシーンがありますが、よほど特殊な技術がなければできませんからそれは除外してもよいでしょう。

ATMの強化が求められます。

高校 授業中に男子生徒が教師に暴行

福岡県の私立高校で、男子生徒が教師を何度も蹴った挙句、胸ぐらを掴むなどした動画が投稿サイトに投稿され、大きな問題となった。

生徒は1年生で、日本史の授業中、授業に関係のない動画をタブレット端末で見ていたところを教師に注意され、「逆ギレ」したのだという。

また、投稿された動画では、複数の生徒が笑い声を上げながら、教師が蹴られるのを見ていたことも衝撃であった。

子どもはつまらないことを面白がったりするものだが、もう分別のある高校生である。あの様子を見て、不快に思ったり、恐怖を感じたりすることはなかったのだろうか。

さらに、問題が明るみになった後、校長が出した「お詫び」のあまりに的外れなところも問題となった。

「本校では、これまでも道徳教育を推進し、暴力は絶対にあってはならないものであることを教育してまいりました」という文言はあるものの、結論としては、「本件を真摯に受け止め、今後は、改めてITモラルを持たせる教育」の充実を図るということが第一に掲げられていた。動画を拡散させたことがいけない、という受け止め方なのだろうか。

教師を蹴った生徒、笑い声を挙げる周りの生徒、そして校長の受け止め方、どれもこれも暗澹とさせられる。
<10/12(木) 9:00配信 現代ビジネスより(一部)>

生徒が教師に暴行している様子を別の生徒が撮影し動画として公開され、それが基で逮捕されました。

生徒から教師への暴行というのは衝撃的でしたが(逆は問題になることが多いですが)、今回のように生徒が撮影しなければ明るみになりにくいので、実際は他の学校でも発生している問題なのかもしれません。


教室内に防犯カメラを完備し、暴力事件やいじめがあれば犯罪の証拠になるということを生徒にも知らしめる必要があるのでしょうか。

他の教師や保護者が自由に見られる、監視できる体制にすればなくなる問題なのでしょうか。

今はインターネットがありますから何でも簡単に調べることができます。

先生に聞かなくてもネットで検索すれば答えがでることも多々あります。
そういうことが教師という職業が聖職者でなくなった理由の一つにあるように思います。

自分が知らないことを知っている人というものは尊敬の対象となります。
逆に相手より自分の方が知っている、優れていると感じることが少しでもあると優位に立ったと錯覚してしまいます。

こういう目に見えない感覚が広がり、自然と根付きだしているのかもしれません。

相手を敬うということは誰かに強制されることでも教えてもらうことでもなく、自然と自分に身についていくものだと思っていたのですが、今はその考え方では対応できないかもしれません。

「犯罪」という誘惑に負けない子供の育て方?

夏休みを迎えて、子どもたちはどう過ごしているでしょうか。
犯罪などの問題行動に巻き込まれないように、気を付けたいものです。
警視庁は、中高生のアンケート調査結果から、犯罪の誘惑に負けない子どもを育てるためのヒントを探る取り組みをしました。

友達と一緒ならやってしまう?
調査は、2016(平成28)年7月に都内の中高生4,969人を対象に実施しました。
まず、「けんかをして、相手を殴る」「家のお金をだまって持ち出す」など11項目について「してはいけない」と思うかなどの回答を点数化して、中高生を「低規範群」「中規範群」「高規範群」の3つに分けました。
その結果、規範意識が高い「高規範群」が中学2年生は43.8%いるのに対して、高校3年生は20.8%で、学年が上がるに従い、子どもたちの規範意識が低下していることがわかりました。

次に、子どもたちがやってしまいそうな行動9項目について「絶対にしない」「一人でもしてしまう」「友達と一緒ならしてしまう」の3項目で回答してもらいました。
たとえば、「同級生の一人を仲間はずれにする」ことを「絶対にしない」としたのは、「高規範群」が79.7%、「低規範群」は52.3%でした。当然ながら「低規範群」の子どものほうが「一人でもしてしまう」「友達と一緒ならしてしまう」と答えた者の割合が多くなっています。

ところが、「夜遅くまで友達と遊ぶ」「同級生の一人を仲間はずれにする」の2項目は、「高規範群」でも「友達と一緒ならしてしまう」とした者が1割を超えていました。
これらの行為は、友達に引きずられやすいといえるでしょう。

家庭を子どもが安らぐ「居場所」に
保護者に褒めてもらった」は各73.0%、60.4%、「保護者は話を聞いてくれた」は各79.3%、64.9%、「困ったとき、保護者に助けてもらった」は各74.8%、61.4%などで、規範意識の高い子どもほど、保護者とのよい関係を経験しています。

現在の家庭生活では、「友達や学校のことを話す」が高規範群は85.0%、低規範群は73.4%、「自分から手伝いをする」は各64.3%、46.7%。一方、「保護者と喧嘩(けんか)をする」は各58.1%、65.7%、「自分の部屋などで一人で過ごす」は各51.9%、69.0%で、低規範群のほうが高くなっています。
高規範群の子どもたちは、家庭が「居場所」として機能しているようです。

「友達に約束を破られた」は高規範群51.7%、低規範群67.8%、「保護者に約束を破られた」は各28.2%、53.5%、「保護者に嘘をつかれた」は各17.9%、40.7%などで、規範意識の低い子どもは保護者や友達から約束を破られるなどの悔しい体験をしている者が多くいます。

「困った人を助けられる人間になりたい」は高規範群62.8%、低規範群44.7%、「周囲の人から信頼される人間になりたい」は各61.5%、45.4%、逆に「真面目よりも面白い人と思われたい」は各22.9%、32.8%、「大人になるより、子供のままでいたい」は各14.4%、25.6%でした。
この他、非行などをしない理由としては、「家族を悲しませるから」が高規範群31.9%、低規範群19.2%、逆に「法律で罰せられるから」は各22.7%、41.3%で低規範群のほうが高くなっています。

結果をもとに同庁は、犯罪に誘惑されない子どもを育てるためには、保護者が「約束やルールを守る姿を示し」、「社会のマナーやルールをしっかりと教え」他、「家庭が子供にとって居場所となって」るよう、「心が和らぐ場を提供」することが重要だとしています。

※犯罪の誘惑に負けない子を育てるために
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/higai/kodomo/questionnaire_2017.html
<8/10(木) 10:00配信 ベネッセ 教育情報サイトより>


犯罪の誘惑に負けない子供の育て方というものが今後の教育の取り組みで行われるかもしれません。

日本ではカウンセリング等医者と患者が面談する、相談するということがまだ一般的ではありません。
どちらかと言うと病気というイメージを持つ人が多いかもしれません。

気分が優れない、体調が悪い等の理由で気軽に相談できる環境が整えば精神面でのフォローが充実します。
また、その面談結果を数値化、データ化し、蓄積することで教育へ活かすことができれば将来が楽しみです。

今の犯罪者を減らすことが難しくても、これから犯罪者になる者を減らす、犯罪者になる可能性を低くするという教育方法が見つかれば社会全体にためになります。

ただ行く過ぎると人間のクローン化や遺伝子操作など人間の領域を超えた科学へとつながる恐れもありますから導入は慎重に行うべきでしょう。

銀行強盗はリスクが高すぎ? 振り込め詐欺に移行?

銀行や郵便局などに押し入って現金を狙う金融機関強盗が全国的に激減し、ピーク時の約8分の1になっていることが警察庁への取材で分かった。兵庫県内でも2008年に姫路市内で発生して以降、約8年半、実被害はない。映画やドラマでも社会を揺るがす象徴的な事件として描かれてきたが、犯罪心理に詳しい専門家は「防犯意識と対策が向上し、捕まるリスクが高くなったことで割に合わない犯罪になった」と分析する。


警察庁によると、統計を取り始めた1983年から2015年までの全国の金融機関強盗の認知件数は、01年の237件がピークで、約1日半に1件のペースで発生していた。02年から6年間は130~140件台で推移し、08年には二桁台に減少。12~15年は30件台にとどまっている。

兵庫県警によると県内もほぼ同様の傾向で、1998年と2001年の12件が最多。11~16年は12年のゼロを除くと各1件だった。08年6月に姫路市内の郵便局で206万円が奪われて以降、すべて未遂で終わっている。

「多くの職員や客に見られる上、防犯カメラも備わる。現金の出し入れに時間もかかる。利益と刑罰の重さを天びんにかけるとハイリスクな犯罪だ」

犯罪心理学が専門の東洋大教授はこう指摘する。06~15年の10年間の摘発率は、14年の90・3%を最高に平均82・1%。05年までの平均75・4%よりも高くなっている。

金融機関強盗に代わり、一部の犯罪者は手口が多様で刑罰も軽い振り込め詐欺などの特殊詐欺へシフトした可能性もあるという。教授は「あえて危険を冒す必要がないほど、新種の犯罪はある」とする。

被害自体は減少傾向だが、金融機関は気を緩めていない。みなと銀行(神戸市中央区)は支店ごとに、逃走経路や服装、犯人の声色など、不審者の特徴を記憶する担当者を決めている。県警と連携した訓練も本年度中に8回実施。若手の多い支店を中心に、防犯講話も計22回続けている。

防犯用カラーボールの製造大手も「カラーボールの使い方が広く普及し、訓練は質、量ともに向上した」と話す。有用性が金融機関以外にも知られ、新規オープンのコンビニや障害者福祉施設などからも注文が多いという。

■兵庫県では5億4千万円強奪被害も

兵庫県警が統計を取り始めた平成以降、県内の金融機関強盗の被害最高額は、1999年12月に高砂市内の郵便局で8155万円が奪われた事件だった。

夕方、最後に局舎を出た女性局員を男3人組が拉致。鍵と警備解除用のカードを奪って現金を強奪した。事件は有力情報がないまま、2009年に公訴時効が成立した。

2番目に被害額が多かったのは、91年11月に姫路市内の金融機関であった2437万円。3番目は01年6月に同市内の郵便局であった2276万円で、いずれも解決に至っている。

県警によると、16年の金融機関強盗は未遂1件のみ(速報値)。8月に同市内の郵便局に刃物を持った男が押し入り、「金を出せ」と脅したが、何も取らずに逃げた。男は直後に出頭した。

建物内に侵入していない事件(途中強盗)では、94年8月、神戸市中央区の福徳銀行神戸支店(当時)前で、現金輸送車から約5億4100万円入りのジュラルミンケースが強奪された。被害額としては当時の最高額で、主犯格が指名手配されたが、時効が成立した。88年の12月末には、同市須磨区の太陽神戸銀行(現三井住友銀行)で現金など約3億2千万円を積んだ輸送車が乗り逃げされた。7年後に時効を迎えた。
<神戸新聞NEXT 1/23(月) 7:30配信より>


映画やドラマ、小説などでは銀行強盗という犯罪が描かれることが多々あります。
しかし、現実の世界ではその手口が行われることが激減していることがわかりました。

金融機関には防犯カメラが完備されています。
それも1台や2台ではなく、あらゆるところに設置されています。

さらに、行員が非常時に押すボタンがあり、大音量の非常ベルが鳴り出します。
警備会社と連動されている場合もあり、警備員の駆けつけや警察への通報も迅速に行われます。

また、行員が備え付けられたカラーボールを投げつけられる可能性もあります。
銀行強盗を想定した訓練も定期的に実施されているでしょう。
行員や利用客など多数の人に自分の姿、顔、特徴を認識される危険性も高いです。


冷静に素人から見ても金融機関への強盗は、難易度が非常に高い業種と言えます。
あえてそこを狙わずとも他にもっと難易度の低いところはいくらでもあると犯罪者が考えるのは自然です。


一攫千金を狙うなら、銀行強盗という手口ではなく、銀行の地下を掘り進み、金庫から直接大金を盗む方がリスクは低いでしょう。

ただ、長期的かつ計画的な犯行になりますし、内部の事情に詳しい者の協力が必要ですし、また、周囲の住人に知られる可能性もありますから、簡単ではありません。


一方、振り込め詐欺は、高齢者の電話番号さえ知ることができれば、電話で高齢者を誘導し、金融機関から自分の口座へ入金させることができればリスクは低いです。
後に振り込め詐欺ということが判明し、口座から犯人特定される可能性がありますが、それは闇取引等で売買される他人の口座を使うなどすれば回避できます。


昨日テレビで見ましたが、高齢者に還付金が返ってくると電話し、同じ口座に何度も振込みさせ、別のATM利用者が不審に思い警察に連絡するも、それでもだまされたことに気付かない被害者がいました。

それらしい役所名で電話し、年金や税金の還付金が返ってくると言われれば素直に従ってしまう高齢者は多いでしょう。

決してこの被害者がだまされやすい人ということではないでしょう。


強盗という直接的なリスクの高い犯罪手口から、間接的でリスクの低い振り込め詐欺という犯罪手口への移行がどんどん進むような気がします。
一攫千金は難しいものの、多数の人を対象に、自らが捕まるリスクが低い犯行手口は犯罪者が長く愛する手口ではないでしょうか。

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