防犯ブログ

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2008年11月11日 大学生はん、あきまへんえ

先日より関東や関西の著名な大学の大学生が大麻所持や販売で逮捕されるといったニュースが流れ、「どうなっているんだ」と感じられた方も多いと思うのですが、本日目にした犯罪情報も大学生の犯罪。
「大学生はん、ちゃんとしなあきまへんえ」

●万引き:家電130点 大学生を起訴−−福島 /福島
福島署は6日までに、福島市内の家電量販店で家電130点を万引きしたとして、青森県私立大学生(20)を窃盗容疑で逮捕し、福島地検が窃盗罪で起訴した。
 起訴状によると、8月16〜27日の計3回、福島市御山の「ヤマダ電機テックランド福島店」で、ヘッドホンやビデオケーブルなど計130点(計約147万円)を万引きした。
 同署の調べでは、商品に付いた防犯用タグを外し、紙袋に入れ店外に持ち出したらしい。盗んだ商品の一部をインターネットのオークションで売っていたとみられる。当時、福島市内の実家に帰省していたという。
(11月7日毎日新聞より抜粋)

●<自転車盗>大学生京都市の検挙者、3割占める。
学生の街、京都で自転車窃盗事件が年々増加、検挙者の約3割を大学生が占めていることが分かった。中国製の安い自転車が出回り防犯意識が低下していることが背景、という声もあり、「昔は自転車は貴重品で大事にしたもんや」(森毅・京大名誉教授)と嘆く声も。府警が大学と連携して「自転車盗撲滅キャンペーン」に乗り出す事態になっている。

府警によると、府内の自転車盗被害は99年の8987件から年々増加。07年は1万2122件に達した。窃盗団や非行少年などによる自動車、バイク盗が減少傾向なのとは対照的だ。

 今年9月末の暫定値では、検挙者361人の23%に当たる83人が大学生で、京都市内(向日町署管轄の伏見区の一部除く)では263人中76人と29%にも。市人口約147万人のうち学生は1割未満で、「占有率」の高さが際立つ。軽い気持ちで盗むケースがほとんどという。

 府警は先月、京都大や立命館、同志社など府内19大学で盗難と被害防止キャンペーンを展開。大学の校門に警察官が住民と立って、自転車の施錠徹底とともに「自転車ドロボーは犯罪!ゼッタイやめよう!!」と書いたチラシを配った。

 京都市北区の自転車店店長は「15年ほど前から数千円台の中国製が出回るようになった。安い自転車を求めるお客さんは防犯意識も低く、頑丈な鍵を勧めても聞いてもらえない」。数学者で評論家の森名誉教授は「今は盗まれる側も、なくなったかてしゃあないと思てるんちゃうかな。そやから、盗む側も犯罪やという意識がなくなってくるんや」と指摘している。(11月10日毎日新聞引用)

最近の大学生は・・といったことは言いたくありませんが、由々しきことだと思います。

しかし、自転車泥棒を誘発する要因の一つが、安い自転車の存在というのは、使い捨て、モノを大事にしない風潮がそのままこうしたところに反映されているようです。
自転車盗は平成20年上半期で16万9680件も発生しています。最も多かった平成13年が年間で52万1801件ですからそこから比べると減っていますが、まだまだ大変な数だと思います。

自転車盗難に対する防犯 対策としては、
●錠をつける。
●防犯 カメラなどの設置された駐輪場に置く。駐車場の防犯 対策
入退出管理を24時間実施している駐輪場を利用する。
自転車盗難防止装置を設置する。
●自転車をシャッター付き車庫や玄関の中に保管する。
といった方法です。
他の窃盗に比べ、犯罪を犯しているという意識が低いのもこの自転車盗難の特徴です。
しかし、窃盗であることに違いはありません。

我々市民も自転車盗難も許さないという気概が必要です。

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