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2018年04月20日 銀行員が不正着服 7年間で約4億8千万円

三井住友銀行のオンライン端末を不正に操作して計約1366万円をだまし取ったなどとして、千葉県警捜査2課は28日、電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで、同行新松戸出張所(千葉県松戸市)の元主任の女(35)=同罪などで起訴=を再逮捕した。同課の調べに対して、容疑を認めているという。

再逮捕容疑は、平成23年5月~7月の間、同行のオンラインシステムを不正操作し、5回にわたって計約1142万円を自らの口座に振り込みや入金があったようにみせかけだまし取ったとしている。また、同じ時期に、顧客6人の口座から計約224万円を払い戻して盗んだとしている。

同課によると、女は21年ごろから懲戒解雇された28年6月ごろまで犯行を繰り返しており、被害総額は計約4億8千万円に上るとみられ、同課は引き続き裏付けを進める。
<3/1(木) 11:43配信 産経新聞より>


正直なところ不可解に感じる事件です。
7年間に渡って4億8千万円もの大金を一人の銀行員が不正に着服できてしまうものでしょうか。
銀行などの金融機関では1円でも現金が合わないと金額が合うまで帰れないという話は都市伝説だったのかもしれません。

顧客の口座から不正にお金を引き出し、そして自分の口座に入金したというものでしょうか。
それならば顧客がお金を引き出されたことに気付かない限り、犯行が明るみに出ることはないのかもしれません。

結局のところ、カードの利用履歴や銀行の残高確認などは個人の責任で定期的にチェックするのが一番良いということかもしれません。
ただ、銀行には絶対の安心感があると思うのですが、それを裏切られてしまうと今流行の仮想通貨に関心が集まるかもしれません。

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