防犯ブログ

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2006年08月28日 大阪八尾市の宝石店に車で突っ込み、200点盗まれる

宝石・貴金属店への侵入窃盗の手口はどんどん短時間化・凶悪化されてきています。
8月27日大阪府八尾市北本町2のマンション一階にある宝石店に侵入した窃盗犯。
「侵入」というと「こっそり」というイメージですが、午前4時10分ごろ車がバックで突っ込み、シャッター、ガラス戸を破壊して、そこから侵入。
店内の陳列ケースも破壊し、中にあった指輪やネックレスなど約200点、400万円相当を盗んでいます。

ものすごい破壊の音に気が付いたマンション住人が男2人が店内に入るのを見て、110番通報。
八尾署員が駆けつけたところ、車は急発進して逃走したということです。

貴金属店の壁などに穴を開けて侵入する「爆窃団」なのかどうかはわかりませんが、数分もかかっていない荒っぽい手口です。
被害は盗まれた商品代金だけでなく、建物や備品の修繕費用や営業を再開するまでの売上など非常に大きいと思われます。

今回の店にはカメラは設置されていたようですが、侵入検知センサなどシステムは設置されていなかったようです。また、商品が金庫に保管されていなかったようです。

対策提案として
・カメラを侵入検知センサー付きの暗闇でも鮮明な画像を撮れるものにする。「センサー付き暗視カプセルカメラ」を推奨する。
・映像を侵入があった時点でオーナー、店舗管理者などの携帯電話に送信できるようにする。
・侵入を検知するとサイレンで威嚇するとともに、霧を噴射し、視界を遮ることができる「フォグガード」を設置する。
・商品は「防犯シャッター式ショーケースに保管する。

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