防犯ブログ

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2009年10月27日 群馬 寺からさい銭泥棒 現金4310円盗む

群馬県警渋川署は26日、窃盗の現行犯で、榛東村山子田、会社員、大出敬子容疑者(50)を逮捕しました。
同署によると、同容疑者は容疑を認め、「金に困っていた」と話しています。

同署の調べでは、大出容疑者は26日未明、渋川市伊香保町水沢の水沢寺(水沢観音)で、さい銭箱から現金4310円を盗みました。

同署によると、同寺では今月中旬から、さい銭を盗まれる被害が続いていました。
被害の届け出を受けて警戒にあたっていた同署員が、上着のポケットに現金を入れ逃走する同容疑者を発見、逮捕しました。

同寺は坂東三十三観音霊場の一つとして知られています。
<10月27日7時57分配信 産経新聞より>

さい銭を盗んだ会社員の女(50)ですが、たかだか数千円を盗むのに大きなリスクを犯したものです。
他の神社もまわって「質より量」的な犯行を繰り返していたのかもしれません。

さい銭だけの金額的な被害だけならば、それほど大きな被害にならない場合が多いと思います。
しかし、さい銭を盗む際、さい銭箱を壊して盗むこともあります。
そのさい銭箱は古いもので価値があるものも多いでしょう。
しかし、歴史的な価値があったとしても、現在の価値でみると、ただの木の箱として判断される可能性もあります。(保険会社の査定などでは価値なしと)
壊された後、新しいものを用意するのにも費用がかかり、被害者の方は被害額以上に困ります。

また、流行りの仏像盗難や腹いせの放火などの犯罪も懸念されます。
盗まれたら大変なことです。お金に換えることができないものも多いと思います。
神社では24時間、誰もが自由に境内に入ることができるところが多いでしょう。
そうなると、犯罪者にとっては非常に犯行を行いやすい場所となります。

事前の防犯対策を行い、犯罪者が犯行を行いにくい環境に変えることが必要です。
防犯カメラによる映像の監視、火災センサーによる放火対策などそれぞれの場所に適した対策が効果的です。
お寺・神社・重要文化財の防犯対策

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