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2007年02月16日 スキー板転売で遠征費にあてた国体選手

スキー板などを盗んだとして群馬県吾妻署は2月15日、小学校の非常勤職員の男を逮捕しました。
この容疑者は2006年2月に開催された国体のアルペンスキー大回転で8位に入賞した実績がありました。
盗んだスキー板はネットで転売し遠征費や生活費に充てていたという事で、さらに数件の余罪がある事もほのめかしているそうです。

調べによりますと、容疑者は1月14日午後1時ごろ、長野県の菅平高原スキー場で、広島県福山市の男子高校3年生(18)のスキー板とストック(計10万円相当)を盗んだ疑いがもたれています。盗まれた競技用の板に特徴があり、ネットオークションのサイトを見た生徒の知人が気付き通報したという事です。

教育委員会などによると、この容疑者は2003年4月から小学校で指導の補助員を務めており、草津スキー倶楽部に所属して子どもにスキーを教える傍ら練習をしていたという事で、熱心な職員だったようです。
また、スキーの国内大会の転戦費用は年間数百万に上るそうです。
ちょっと調べてみたのですが、アマチュアスポーツのほとんどは個人でお金を支払わなければいけないようです。毎年数百万という金額を個人で負担するとなると、確かに大変ですよね。
個人の起こした事件というより、スポーツ競技における闇の部分を見せられたような事件に感じました。

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