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2006年02月02日 大阪茨木で空き巣急増中!

大阪府茨木市で、ピッキングなどで防犯設備が手薄なマンションを狙う空き巣が急増し、金目のものだけではなく、パスポートや数珠など小物も盗まれている事から外国人窃盗団の犯行ではないかとみられます。

茨木市では、先月上旬からマンションを中心に空き巣被害が多発しており、多い日で九件の被害が発生しました。現金や貴金属以外でも、換金できそうなものは手当たり次第に盗まれることも多いという。

防犯体制の整わない古いマンションが比較的多いのが一因とみられますが、周辺市での空き巣被害が減少しているのに比べ、茨木市の被害がなぜか突出しています。

先月26日は阪急京都線茨木市駅の半径約五百メートルの範囲で七件発生。とあるマンションでは午後八時半ごろ、帰宅した会社員の男性が現金数万円とパソコンなどが盗まれているのに気付き通報。室内をくわしく調べたところ、デジタルカメラも盗まれていました。同日、近くのマンション二軒でも空き巣の被害があり、いずれもピッキングやサムターン回しで玄関のかぎが開けられ、パスポートや数珠も盗まれています。

一月に入ってからの空き巣被害の多発で、茨木市の空き巣被害は前年同期に比べ、三割以上増加し31件。一方、隣接する摂津市は前年比1/10の1件、吹田市は7件減の26件。高槻市も35件から20件に大幅減少しています。

手口などから外国人窃盗団が、茨木市で集中的に犯行を重ねているとみられますが、一般的に外国人窃盗団は一定の地域で犯行を繰り返したあと、徐々に周辺に移動していくのが特徴です。
現在のところ茨木市内に集中しているなど疑問点も多くありますが、被害に遭うまえに防犯対策を。

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