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2005年11月02日 「爆窃団」と同じ手口で貴金属4億円被害

毎日新聞11月2日付け記事によると、90年代に相次いだ、電気ドリルなどで壁を破り貴金属店を荒らし回ったアジア系窃盗組織「爆窃団」と同じ手口の侵入盗事件が、東京都内で相次いで発生していることが警視庁の調べで分かりました。
隣接する小学校の壁を壊して店に侵入したケースもあります。
過去の事件のメンバーとみられる外国人の入国も確認されており、警視庁は爆窃団が再び活発に動き出した可能性もあるとみて警戒を強めているとのことです。

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 以下 毎日新聞記事よりご紹介します。

 先月27日午前3時50分ごろ、東京都台東区上野1の宝石店で、店内が荒らされているのを警報で駆けつけた同署員が確認した。外壁に縦45センチ、横90センチの穴が開いており、金庫から貴金属約900点(約4000万円相当)がなくなっていた。
 店の外壁は隣の小学校のコンクリート塀に接しているが、小学校の塀にも縦90センチ、横170センチの穴があった。窃盗犯は、まず小学校の敷地に入り、塀と外壁を破って店内に侵入したとみられる。
 一方、6月18日には、千代田区有楽町1のビル3階の時計売り場で、ガラスケースから腕時計約200点(約6100万円相当)が盗まれているのが見つかった。7月25日にも近くのビル1階の宝石店で約1800点の貴金属(約4億5000万円相当)が盗まれる被害があった。いずれのビルにも、外壁に人が通り抜けられる大きさの、電気ドリルで開けたような穴があった。
 その後の捜査3課の調べで、6月の事件前、過去の事件に関与したとみられる外国人が入国していたことも分かった。
 爆窃団は80年代後半〜90年代、各地の貴金属・宝石店で侵入盗を重ねた窃盗組織の総称で、壁を壊すなどして侵入し根こそぎ商品を盗むのが特徴。88年には警視庁が約100件、計11億円相当の盗みをした「香港爆窃団」のメンバー約20人を逮捕。92年には、数十億円規模の連続窃盗事件を起こした「台湾爆窃団」の存在を兵庫県警などが確認している。しかし警察の取り締まり強化などで、ここ数年は目立った被害がなかった。

 先日は、車をシャッターに突っ込んで侵入という被害が貴金属店で発生しました。
 外国人の窃盗団は非常に荒っぽい手口により侵入します。
 犯行を継続させない「フォグガード」を貴金属店にはお勧めします。

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