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2009年04月28日 豚インフル広がるメキシコ、マスク姿の強盗が現れる

ゴールデンウィークに入り、長期の休みを利用して海外旅行を企画されている方も多いことでしょう。
そんな中で起こった今回の豚インフルエンザ騒動。
今朝のニュースでは、WHOが警戒レベルを引き上げた事で、日本を始めとする各国でも警戒の動きが強まってきました。
渦中のメキシコでは、ウィルス対策マスクを悪用した強盗事件が発生した模様です。

“豚インフルエンザが広がり多くの人が青いマスクを着用しているメキシコ市で、マスク姿の3人組の強盗が百貨店に現れ、時計を奪って逃走した。メキシコの日刊紙エクセルシオールが27日伝えた。
 それによると、3人組は26日、マスクをした買い物客に紛れ込んで店内に入り込んだため、店員や警備員は気が付かなかったという。3人組のうち1人が出入り口をふさぎ、1人が店員を銃で脅迫、残りの1人が宝飾店から時計を持ち去った。
 メキシコでは政府が豚インフルエンザの感染拡大を受けて「非常事態宣言」を発令し、混雑した市内では常にマスクをするよう呼びかけているため、銀行でもマスクをした客を中に入れないという通常のルールを変えざるを得ない状況に置かれている。
【2009年4月28日ロイター発/毎日新聞掲載より抜粋】

日本ではこの時期特に、マスクをしている人をよく見かけます。
私達日本人からすると、マスクをして歩いている人に違和感を感じる事はあまりありません。
今朝のニュースを見て驚いたのですが、アメリカの方は普段、風邪を引いてもマスクをしないようです。
なぜかというと、「強盗に間違われる」からだとか。
国が違えば受け取るイメージも違うんだと、改めて感じました。
今回の豚インフルエンザの感染拡大を受け、さすがにアメリカでもマスクが飛ぶように売れているようで、品切れの店舗が続出しているようです。

マスクをしている人々の中に犯罪者が紛れていたとしても、確かに見分けがつきません。
万が一、強盗や犯罪に巻き込まれてしまった場合の単にも、日頃からの防犯対策が必要です。

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