防犯ブログ

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2007年05月15日 変身防犯灯 緊急時には「変身」埼玉県嵐山町導入。

埼玉県嵐山町が地域住民を守るために採用した防犯灯は、ちょっと変わっているんです。
青色防犯灯は、人を落ち着かせ、犯罪抑止効果があるということで全国でいくつかの自治体が採用されていますが、埼玉嵐山町のはそれだけではありません。

防犯灯の高さは3m。平時は青色で犯罪抑止効果。ところがひったくりなどがあった場合、被害者や目撃者が、防犯灯の非常用ボタンを押すと作動し、近くを通りかかった無線受信機搭載の町の青色パトカーに通報される仕組み。
同時に、その時に緊急時に両端が青から赤に変化してサイレンが鳴り響く「変身防犯灯」なんです。

嵐山パトロールセンター(同町菅谷)前に設置する。

18日には、受信可能な距離を測定するとともに、約500メートル離れた小川署武蔵嵐山駅前交番に同時通報が可能かをテストするとのことで、同町は将来的に「変身防犯灯」の設置数を増やし、通報可能な地域を拡大する考えです。
 
同町は地域ぐるみの防犯対策に取り組んでおり、町内の刑法犯発生認知件数は昨年が335件。活動前の04年より258件も減少した。

地域住民の安全は自分達で守る。
新たな試みに注目したいと思います。

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