防犯ブログ

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2011年06月14日 京都 高齢理髪店主への無銭理髪相次ぐ

京都市内の理髪店約20店で、初めて訪れた客が髪を切った後、「金を忘れた。取ってくる」と店を出て戻らない<無銭散髪>が数年前から相次ぎ、別の窃盗容疑で京都府警北署に逮捕された無職男が関与した疑いのあることがわかりました。

被害者の大半は高齢の経営者で、「固定客が多い中、新規客を大切にしようとの心情を逆手に取った行為」と憤慨しています。

被告は、同市北区の男(46)。
男は同区内のたばこ店前の自販機のコイン投入口に葉っぱを詰め、「壊れている」と高齢の経営者にうそを言って扉を開かせ、釣り銭などを盗んだとして窃盗容疑で逮捕、起訴されました。
男は一部の理髪店で名前を告げており、新聞で逮捕を知った同区内の理髪店経営者が「同名の人にだまされた」と同署を訪れて発覚。
同署員が男に聞くと「そんなこともした」と認めたという。
<読売新聞6月7日(火)23時44分配信より>

無銭飲食や無銭散髪、それに侵入者対策にも効果があるのが防犯カメラシステムです。
人の目による監視には限界がありますが、機械の目による監視は24時間可能です。
映像も記録することができますから、あとで犯行の証拠や犯人特定にも役立ちます。

もし、店内・事務所内で何らかの不正を企んでいた人がいたとしても、防犯カメラがついていたら、その犯行を実行するのはちゅうちょするはずです。
あとで自分が犯人であるということがバレてしまう恐れがあるからです。

もちろん防犯カメラにも弱点があります。
映像を記録していなければ、画像がモニターに映し出すだけで、それを見ている人がいなければ犯人特定にはつながりません。
また、全ての箇所をカメラが捉えている訳ではありませんから、必ず死角という映っていないところが存在します。
そこを侵入者が知ってしまえば、そこを狙っての犯行も可能となります。

防犯カメラというものは、それ自体が音を発したり、侵入者を直接威嚇するものではありませんが、映像を記録することで静かに見えない圧力を掛けています。
これが犯罪の抑止力につながるのです。
防犯カメラに見られている、記録されているところでは犯行を行うのをやめよう、別の何も設置されていない場所にしよう、とその場での犯行を思い留まらせる効果です。
また、近年は防犯カメラに関する一般の認知度が高まり、防犯カメラが設置されていても「監視」されていると感じるより、万が一の被害に対する「見守り感」「安全や安心」を感じる人の方が増えています。

プライバシーの問題や映像の流出を防ぐための対策など注意しなければならない問題はありますが、きちんと活用・運用すれば非常に心強い味方になります。
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