防犯ブログ

  • 侵入手口
2009年04月06日 泥棒ファッション・スーツにネクタイ派。

泥棒ファッションの特徴は
1)手口に合っていること。
2)周囲に溶け込むこと。

多くの泥棒がいかに周囲に溶け込み目立たないか、手口とマッチし、言い訳ができるかを考えて服装を決定しています。
そんな泥棒の2大流行ファッションが、一つは作業着。電気工事や引越しなどの作業着と自動車まで揃えて中にはロゴ入りの社員証まで用意して犯行に及びます。
もう一つが、スーツにネクタイ。サラリーマンを装い犯行に及びます。手元にはアタッシュケースとカタログなどで、訪問販売風に店舗や自宅を訪問し、不在確認をしたのち犯行に及びます。

警視庁で逮捕された泥棒はスール派でした。

●<窃盗>「スーツにネクタイ着用」…4容疑者を逮捕 警視庁
民家に侵入しパソコンなどを盗んだとして、警視庁捜査3課は6日、自称中国籍の横浜市中区英町、無職男(40)ら男4人を窃盗と住居侵入容疑で逮捕したと発表した。今年2月から3月中旬にかけ、神奈川、愛知両県で約100件(被害総額約1億円)の空き巣を繰り返したとみて追及する。

 逮捕容疑は、2月18日午前10時半ごろから19日午後2時ごろまでの間、神奈川県大和市の消防士の男性(44)方の風呂場の窓を割って侵入し、ノートパソコンなど28点(計約110万円相当)を盗んだとしている。いずれも容疑を認めている。
4人はいずれも黒いスーツにネクタイを着用し、ビジネスバッグを持ってサラリーマンを装っていた。日曜日は盗みはしなかったという。
(4月6日 毎日新聞より引用)

スーツにネクタイというのがすごくメリットがあるのは、ぱりっとした格好の人を第一印象で人は簡単に信用してしまうということです。高級スーツに高級時計、高級自動車で窃盗を繰り返していた泥棒が以前いましたが、誰も泥棒とは思っていませんでした。そんな立派な格好をしている人が泥棒であるはずがない、と勝手に思い込み信用していたのです。
作業着の場合は、少々屋根の上やベランダ、階段などに大きな荷物を持って歩いていたとしても「何かの作業中だ」と怪しまれないということです。
やはり、人は見かけによらないとはいいつつ、見かけで第一印象を強く持ってしまうことを否めません。

加盟企業専用ページはこちら