防犯ブログ

  • 侵入手口
2007年08月02日 親子で泥棒。母親は指南役?

母親と三男の親子で盗みを繰り返していたとして、岡山東署は31日までに、岡山市国富、無職女(44)と三男(20)の両被告を窃盗などの疑いで岡山区検に送致し、一連の捜査を終えました。

調べでは、両被告は今年2月20日、近所の土木作業員男性(62)方の無施錠の玄関から侵入し、現金3万円を盗んだのを始め、今年2月から4月にかけて現金約11万円と指輪などの貴金属類(被害約990万円相当)を盗んだ疑い。盗んだ貴金属は換金し、パチンコ代や生活費に充てていたということです。
17件の犯行を供述し、裏付けの取れた13件を送致しました。

母親が三男の“指南役”として、盗みを指示していたということですから、あきれるばかりです。
無施錠の玄関から侵入・・というのは「防犯 意識」が低い「侵入しやすい家」を狙ったということです。
「無施錠」というのは、「鍵の掛け忘れ」「少しの時間ということでの鍵をかけずに外出」という状態です。
ちょっとゴミを出しにいく、回覧版を近所に、ちょっと調味料が切れたので近所の店に買いに走る・・・といった時、きちんと鍵をかけているでしょうか?鍵がかけてあったとしても、「サムターン回し」「錠前の破壊」「ピッキング」「バンピング」などいろいろな方法で開錠したり錠前を壊したりこじ開けて泥棒は侵入するわけですが、「無施錠」というのはそういった侵入行為をまったく必要としない、いわば省力化タイプの侵入方法です。

しかし実際には一戸建て住宅では36.7%が「無施錠」からの侵入です。マンションなど共同住宅でも20.5%が「無施錠」ということで「防犯 意識」の希薄さがこの数字にも表れます。

侵入者は侵入に時間をかけたくないのです。なぜなら「人目に触れる可能性が高くなるから」です。つまり犯行を見付かる可能性が高くなるからです。警察が捕まえた泥棒に調査した結果では「約7割が5分で犯行を諦める」と答えています。
そんな泥棒にとっては「無施錠」な扉や窓がある家というのは「侵入しやすい(手がかからない)」家で狙い目なわけです。

防犯 のための4原則があります。「目」「音」「光」「時間」
この「時間」というのが、この侵入者の心理から来ている「防犯対策ポイント」の一つなのです。

「扉に施錠しないなんてことはない」「毎日必ず確認している」
それはほんとうに重要なことです。ではお風呂場、トイレ、2階の踊場、2階以上のベランダの窓はどうですか?
防犯 講演会などで質問をすると、かなりの方が「開けっ放しだ」とおっしゃいます。
又「鍵をかけると留守だとわかるからかけない」などと豪語する方もいらっしゃいますが、窃盗団(泥棒)は地方の時代を迎えています。つまり防犯 意識の低い、防犯 対策の進んでいない地方に稼ぎに行って又、拠点のある首都圏や大阪などに戻るのです(ヒットアンドアウェイ)

今まで何もなかったから安心だという過信はぜひやめていただき、できるところから防犯 対策をしていただくことをお勧めします。

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