防犯ブログ

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2007年11月19日 事務所荒らし東北で相次ぐ 警備会社への配線切断時間稼ぐ

 警備会社への緊急通報システムの配線が切断され、スーパーやスポーツ用品店などの事務所が荒らされる事件が今月、東北で相次いでいます。通報を妨げて犯行の発覚を遅らせる巧妙な手口から、各県警は同一グループが移動しながら盗みを重ねている疑いもあるとみて調べています。

 盛岡市館向町のスーパーでは11日夜―12日未明、現金400数十万円と商品券などが入った耐火金庫2個が盗まれました。店舗外の電話の引き込み線が切断されていました。同じ時間帯には、同市本宮の会社事務所でも、同様の手口で現金数千円と軽乗用車が盗まれました。

 数日前には、福島市のカー用品店で警報システムの電源が壊され、警察の速度取り締まりなどを感知するレーダー1個がなくなっていました。
 仙台市でも14日未明、「ダルマ薬局沖野店」(若林区)など薬局とスーパー計4カ所で同様の盗難事件が続発、被害は総額約600万円に上ります。屋外の電話線や電線は工具のようなもので切断されていました。

16日には山形市でも発生。同市清住町のスポーツ用品店が、売上金など約100万円が入った耐火金庫を盗まれる被害に遭いました。警備システムの信号送信が途絶えたため、不審に思った警備員が駆けつけると、電話線が切られ、商品搬入口の窓ガラスが破られていたといます。

 いずれのケースでも犯人は警備会社への通報を遅らせ、逃走の時間を稼いだとみられます。盛岡市などでは、現場で複数の不審者が目撃されており、事務所荒らしに手慣れたグループによる犯行の可能性が高いです。
 各県警は連携を強めながら情報収集を進め、「無人になる夜間は、防犯 対策で事務所に現金を置かないなど対策を講じてほしい」(宮城県警)と注意を呼び掛けています。

今回のケースは「警備会社への緊急通報システムの配線が切断」し通報を遅らせるといった手口でした。こういった手口に強いのは携帯電波映像通報装置です。

FOMAテレビ電話機能を使って、映像を携帯電話で確認できるシステムが
防犯 的にも優れたシステムになる理由は次の点が上げられます。

1.有線の電話線が必要ない。映像の送受信にFOMA網を利用しますので
映像を送る側も受け取る側も有線の電話線が必要ないことです。
電話線が必要ないという事は取り付け場所がFOMA網圏内であれば問題なく使用出来ることです。
電話線の敷設が出来ない場所や仮設設置などにも対応することが出来ます。

2.FOMA網を利用するので、有線電話のように電話線の断線による連絡の事故が発生しにくいものになります。
又、電話線がないのですから断線させようにも方法がありません。ですから安心して利用出来ます。

3.いつでもどこからでも監視カメラの映像を確認することが出来ます。
外出していても自宅にいてもすぐに現場の状況がリアルタイムに映像で確認出来ます。

4.音声での異常内容の通報ではなく、画像を確認できるので、警察への110番通報やその他の対策が取りやすいメリットもあります。

以上の通り、いろいろなメリットがあり、また、簡単な操作で確認出来るので対応を急ぐものに関しては便利なシステムだと思います。
まあ、携帯電話での通報だけでは対策として不十分なものになりますが、
現場での「監視カメラ映像記録システム」に加えて、この携帯電話にリアルタイムに映像が送られてくる
「携帯電波映像通報システム」を導入されてはどうでしょうか?

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