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2010年12月15日 86歳高齢者宅から現金1150万円盗まれる 中国人3人逮捕

民家で現金を盗んだとして中国人3人が逮捕された事件で、別の民家で現金約1155万円を盗んだとして、警視庁捜査3課は15日までに、窃盗容疑などで、中国籍の男(20)=窃盗罪などで起訴=ら3人を追送検しました。

同課によると、3人とも容疑を認めています。

送検容疑は8月27日午後11時から28日午前5時50分ごろの間、東京都練馬区の無職男性(86)宅に侵入し、現金約1154万7000円などを盗んだ疑いです。

同課によると、男性は一人暮らしで、現金の大半をセカンドバッグに保管。当時は寝ていたということです。

3人は別の民家で空き巣をしようとして失敗。男性宅に狙いを変え、窓ガラスをガスバーナーで破って侵入しました。 
<時事通信 12月15日(水)13時32分配信より>

寝ている家に侵入するのはリスクが高いので少ないだろうと考えている人もいるかもしれませんが、最近はそんなことは関係なしに侵入される事件が多発しています。
今回も別の民家に侵入しようとして失敗し、そこからターゲットを切り替えて侵入した男性宅で現金を盗む事件が発生しました。

午前5時50分に窓ガラスをガスバーナーで破って侵入したということですが、ガラス破りという最も典型的な手口による侵入でした。
また、最近の定番とも言える高齢者宅狙い、そして、大金を盗むという被害がそのまま当てはまる事件です。

1100万円以上もの現金をセカンドバッグの中に入れて保管していたという男性も非常に危ないのですが、高齢者には多い保管方法なのかもしれません。
このような点を犯罪者は見逃しません。
最初に侵入しようとターゲットになっていた家に侵入できていたら、今回被害に遭われたお宅は無事だったかもしれませんが、ターゲットに選ばれるには何らかの理由があったのでしょう。

おそらく防犯システムや防犯カメラなどはついておらず、泥棒の目には無防備な状態に映ったのでしょう。
このとき、何らかの防犯対策を行っていれば、ターゲットにならずに済んだかもしれません。
最初に侵入されそうになった家も、防犯対策をしていたから侵入を防げたのかもしれません。
どちらにしても被害に遭う前に、防犯対策をして予防しておくことが大切です。
いざ、そのような被害に遭わないとそのような対策を行う気にならないのがほとんどでしょう。
防犯システムの基本システム

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