防犯ブログ

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2010年12月16日 兵庫 エアコンの室外機132台・鉄製の溝ぶた181枚盗難の男逮捕

エアコンの室外機などを狙った窃盗事件で、三木署は15日、窃盗容疑で神戸市北区の無職の男(32)=窃盗罪で公判中=ら3人を最終送検したと発表しました。
いずれも容疑を認めています。

送検容疑は、今年3月から6月にかけて三木市や三田市などで、公民館などに設置されているエアコンの室外機132台と鉄製の溝ぶた181枚(計約800万円相当)を盗んだとしています。

同署によると、男は廃品回収業を営んでいましたが、従業員だった2人とともに窃盗を繰り返し、盗んだ室外機や溝ぶたは軽トラックで神戸市北区の金属リサイクル店に持ち込んで、売りさばいていたということです。

同署の調べに対し男は「経営していた会社を維持するため窃盗を繰り返し、運転資金に回していた」と話しています。
<産経新聞12月16日(木)7時57分配信より>

犯罪の手口は、都会で流行し、その対策が浸透すると、今度は対策が行われていない地方に移っていくという場合があります。
今回の事件でも兵庫県の三木市、三田市という神戸や西宮に比べれば地方都市での犯行でした。
地方は近所づきあい等、人間関係が密で、もし怪しい人物がうろうろしていたらすぐに分かる、泥棒などの犯罪は起こりにくいと考える人がいるかもしれませんが、犯罪者はそのような隙、弱点を突くのが非常に巧みです。

地方ではいまだに無施錠の家が多いといわれています。
犯罪者にとっては絶好の環境となりうる場合があります。
それをそのまま放置しておくのは危険で、いつ被害に遭ってもおかしくありません。

金属窃盗など過去に流行した手口も忘れてはいけません。
忘れたころに再び流行する可能性があります。
常に犯罪手口に敏感で防犯意識を持ち続ける必要があります。
我が家は犯罪者に狙われやすい環境にあるのか、じっくりと考えてみるのはいかがでしょう。
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