防犯ブログ

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2009年12月17日 半年で空き巣124件。 静岡県、愛知県、埼玉県、栃木県で

半年で124件の空き巣をしていた男が逮捕されました。

●民家に侵入して家電製品や現金を盗んだとして、浜松中央署と静岡県警捜査3課は16日までに、窃盗などの疑いで愛知県豊川市の飲食店店員、男(39)=常習累犯窃盗罪で起訴=を静岡地検浜松支部に送致した。同署によると、容疑者は容疑を認めているという。

今年5月と6月に、静岡市と浜松市などのアパートに侵入し、現金や家電製品を盗んだ疑いが持たれている
容疑者は9月22日、袋井市の民家に侵入しようとしたとして、住居侵入未遂の疑いで同署に逮捕されていた。その後、「4月から静岡県、愛知県、埼玉県、栃木県で100件くらいの盗みをした」との供述を元にして捜査したところ、4県で計124戸に侵入し窃盗を繰り返していたことが裏付けられた。
( 12月17日 産経新聞より引用)

半年で124件というと1日1件。
もの凄い数の空き巣です。アパートにも侵入しているので、何箇所かまとめて侵入窃盗を行った可能性もあるように思います。現金や家電を盗んでいました。家電は換金されていたものと推測します。

この空き巣犯のように
● 空き巣に入られるのは豪邸とは限らない。泥棒は「人目につかずに侵入できる=侵入しやすい家」を狙っている。
● アパートも狙われる。
● 泥棒が盗む物は現金だけでなく家電も盗まれる。現金を自宅に置いていないから泥棒に狙われないとは言えない。
ということがわかります。

このニュースでは侵入方法に関する記載はありませんでしたが、アパートなどの場合、「ガラス破り」「無施錠」「ドア破り」といった手口で侵入されることが多いようです。
夕方になっても室内照明がつかないとその部屋は不在であることが建物の外から判断できるため、空き巣に狙われることになります。
又、アパートなどの場合、近所づきあいが希薄であるため、隣に見知らぬ人間が出入りしていても不審に思われない、ということがあります。
家電商品なども、作業着を着て持ち歩いていたら何かの作業中と思われるでしょう。
そういう盲点を空き巣はついてくるのです。

こうした空き巣に対する防犯対策は
● 窓・扉に補助錠前を追加する。
● アパート全体で防犯カメラを設置し、出入りを録画する。
といった方法があります。
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