防犯ブログ

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2008年11月28日 中国人窃盗の手口

窃盗:114件5000万円被害 容疑の中国人2人を逮捕 /福岡
県警組織犯罪対策課などは26日、県内で空き巣を繰り返したとして、いずれも南区に住む中国人で無職の2容疑者を窃盗などの容疑で逮捕したと発表した。計114件、被害総額約5000万円の窃盗事件への関与を確認したという。
 調べでは、両容疑者は7月29日午後7時50分ごろから同8時15分ごろにかけて、那珂川町のアパート1階に住む男性会社員(42)方に、ベランダの窓をドライバーで破り鍵を開けて侵入、室内にあった現金約7000円を盗むなどした疑い。容疑を認めているという。
 2人は今年6月ごろから福岡市や太宰府市などで同様の手口で空き巣を繰り返していた。盗まれたのは現金約567万円のほか、パソコン26台や高級ブランドバッグなど787点(計約4376万円相当)。
2人は関東に滞在していたこともあり盗品の一部を関東に送っていた。東京や神奈川県の中国人窃盗グループとかかわりがある可能性もあるという。
(11月27日毎日新聞より抜粋)

ベランダの窓ガラスをドライバーで破る「ガラス破り」の手口で空き巣を繰り返していた泥棒。
この「「ガラス破り」。侵入窃盗の最も多い手口なのですが、特に共同住宅(3階以下)では、窓ガラスを割って44.6%侵入されています。

ガラス破りの対策をいかにするか、それが防犯対策の重要なポイントです。

「ガラス破り」に対する防犯 対策
● 防犯フィルムを貼る。
● 外から簡単に外せない、破壊行為に強い格子を取り付ける。
● 防犯ガラスに交換する。
● 窓に「窓開閉検知センサー」「ガラス破壊検知センサー」を設置し、侵入者がこじ開けるとその場で大音量のサイレン・ベルなどで威嚇撃退する。
  同時に、メール、音声であらかじめ設定した5箇所に自動通報で異常発生を知らせる。
● 窓に泥棒が近づくと「赤外線センサー」が検知し、音声で警告する。
といったシステムをつけることをお勧めいたします。

そして、もっとも大切な防犯のポイントとしては、「泥棒にその気にさせない」ということ。
泥棒にも好き嫌いがあります。
泥棒に狙われるかどうかは、泥棒の好みかどうかなのです。
従って泥棒に嫌われるようにそうしたらいいかを考えて、実行することが大切です。
前述の「ガラス破り」の防犯対策も、全て泥棒が嫌がることです。
最後に究極の防犯対策を追加するとしたら
「建物の外で防犯システムが設置されていることをしっかり見せ、下見の泥棒にPRする」ということ。
そのためにセキュリティキーパーを屋外の目立つところに設置することをお勧めします。
「抑止力(予防)こそが、防犯でもっとも大切なポイントです」

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