防犯ブログ

  • 侵入手口
2011年11月14日 神奈川 無施錠の一戸建て住宅狙った泥棒

県警捜査3課と山手署などは4日、常習累犯窃盗の疑いで、住所不定、無職の男(54)=同容疑で起訴=を追送検しました。

追送検容疑は、昨年11月15日午前0時半ごろ、横浜市中区の無職男性(69)方に、無施錠だった1階トイレの高窓から侵入。
現金3万7千円や乗用車などを盗んだ、としています。

県警によると、同容疑者は今年9月まで、横浜市内の無施錠の一戸建てを狙った窃盗を42件重ねていました。
同容疑者が「70~80件やった」と供述していることなどから、県警は裏付けを進めています。
<カナロコ11月4日(金)20時30分配信より>

無施錠の一戸建て住宅ばかり70~80件で犯行を繰り返していた男の手口です。
手口というより、無施錠なのですから侵入するのは簡単です。
あとは、建物内に人がいるかどうか、もしいなければ泥棒にとっては天国でしょう。
そんな環境が少なくとも70~80件はあったということです。

これだけ泥棒による犯行がニュースになっているのに、まだ無施錠の住宅が多いということです。
神奈川でもこれだけ無施錠が多いということですから、もっと地方になれば、その数は増えること間違いなしです。

もし無施錠でなければ、と考えた時、施錠していたら泥棒に入られることも、狙われることもなかったとなると後悔してもし切れません。
ただ今の泥棒は施錠しているだけでは防犯対策済みとは言えません。
施錠以上の防犯対策が求められます。

住宅において最も狙われやすい窓ガラス、そして扉に対して防犯対策を行うことが効果的です。
割りにくい材質のガラスに替えたり、窓の開閉を検知するセンサーやアラームを設置するなど、狙われているポイントへ重点的に防犯対策を行うことが大切です。
もし予算に余裕があるのであれば、防犯カメラを設置し、侵入者に対して、映像の記録をアピールするとより効果的です。
防犯センサー+防犯カメラシステム、これが完備されていればまず狙われる可能性が格段に低くなります。
それが防犯の抑止効果となります。
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