防犯ブログ

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2012年04月11日 岡山 観光案内所から金庫盗まれる 25万円相当の被害

10日午前1時15分ごろ、備前市日生町観光情報センター「サンバース」で警報装置が作動し、約10分後に警備員が駆けつけたところ、出入り口の窓ガラスが割られ、事務所内から金庫(重さ約80キロ)がなくなっていました。

日生町観光協会によると、同日昼ごろ、現場から約27キロ離れた兵庫県内の龍野西インターチェンジ付近の路上で通行人が金庫を発見。
金庫内の現金2万円や収入印紙など約25万円相当は抜き取られていました。

同協会は備前署に盗難の被害届を提出。
備前市内では先月、市役所本庁舎の窓ガラスが割られ、現金約2万円がなくなる事件が発生しており、同署は窃盗事件として関連を調べています。
<産経新聞 4月11日(水)7時55分配信より>

重さ80キロの金庫、普通に考えれば、その中に金品を保管しておけば安心と思うのが自然です。
しかし、その考え方が危険な時代になってしまいました。
どのように持ち去ったのかは不明ですが、現場から27キロ離れた路上に、現金等は抜き取られ捨てられていました。

今回は観光案内所が被害に遭い、一ヶ月前には市役所本庁舎でも侵入窃盗事件が起こっています。
すこし前ですが福井でもいくつかの公民館で窓ガラスが割られ、現金等が盗まれる被害に遭っています。
犯罪者達が公的施設に目をつけ出しているのかもしれません。

従来は、防犯対策は手薄だが、現金をあまり置いておらず、侵入するメリットが無い、と。
最近は、たとえ現金はなくとも、テレビのモニターやパソコン類、エアコンの室外機等の金属類など盗むべき対象はいろいろある、と。
防犯対策が手薄な分、侵入しやすく、自分が捕まる危険性も低いだろう。
このように考える者が出てきたとも考えられます。

防犯対策が未導入、弱い、という公的施設は、早急に見直しや改善を行うべきです。
あくまでも推測ですが、今後も泥棒のターゲットとなりうる可能性が高いと思われます。

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