防犯ブログ

  • 侵入手口
2013年07月26日 福井 カーナビ盗難一晩で15件 ほとんどが施錠している車

アパート駐車場などに止めてあった車から、カーナビが盗まれる被害が23日夜から24日早朝にかけ、福井市森田地区と坂井市春江町で少なくとも15件ありました。
福井県警は窃盗容疑で捜査しています。

県警捜査1課によると盗まれたのは、いずれも備え付けのカーナビ。
被害に遭った車のほとんどは施錠してありましたが、何らかの方法でドアを開けたようです。
1カ所のアパート駐車場で複数の被害が発生したケースもありました。

同課は「不審者や不審車両を目撃したら、110番通報してほしい」と呼び掛けています。
<福井新聞ONLINE 7月25日(木)8時5分配信より>

福井県の同地域で発生した複数件のカーナビ窃盗事件です。
駐車していた車のほとんどが施錠されていたようですが、何からの方法でドアを開け、カーナビが盗まれてしまいました。

普通に考えると、自宅の駐車場に駐車する場合も車は施錠します。
今回の手口を見ても、車の施錠というのは防犯対策とまでは言えないということが分かります。
もちろん、全く効果がないわけではありませんが、施錠した上での+アルファの盗難対策を行わなければ安心はできません。

車は非常に高価な物です。
それを無防備に外に置いておくというのは、客観的に見ると非常に危険です。
また、それが無施錠となると、さらに危険です。

自分の大切な財産ですから、それを守るために対策を行うのは当然です。
これは車に限らず、家や会社(経営者の方から見れば)も同じです。
無防備なままでいることは、泥棒の格好のターゲットとなってしまう可能性があります。

泥棒側から見れば、建物の外観を少し見れば、防犯対策の有無はすぐに分かります。
防犯システムや警備会社のステッカーを貼っているかどうかでも分かりますし、実際にセンサーや警報ベル、防犯カメラなどの機器が設置されているかどうかも見れば分かります。
これを外部に効果的に示すことができるか、ということも被害に遭うかどうかの大きな分かれ目となる場合があります。

防犯システムが完備された家をあえて狙おうと考える泥棒もいないとは言えません。
防犯システム=お金持ち、金目の物がたくさん置いてあるという考えもできるでしょう。

ただ、それ以上に自分の身の危険、つまり防犯システムが働き、周囲に気付かれ、警察に通報され、自分が捕まるという最大の危険性を犯してまで犯行を行うべきか、という選択を迫られることになります。
多くの泥棒がそこまでして犯行は行わないでしょう。
他の無防備な家を探して楽に犯行を行う方が、効率的に自分の目的(金品を得る)ことにつながります。

これらを逆手に取ったのが防犯対策の実施です。
泥棒に狙われない家を目指しましょう。

加盟企業専用ページはこちら