防犯ブログ

  • 侵入手口
2010年09月27日 岡山 交番内のロッカー荒らされる

25日午前2時40分ごろ、笠岡市用之江の同署城見交番で、交番内のロッカーがこじ開けられているのを新聞販売店従業員が見つけ、110番通報しました。

同署が調べたところ現金60円、ロッカー内に保管されていた、指紋採取に使う道具が入った鑑識かばん、執務書類などが無くなっていました。
このうち、地域の防犯パトロール隊名簿が記載されていた執務書類は同日早朝、井原市内で見つかりました。
窃盗事件とみて調べを進めています。

同署によると、交番は3人交代で勤務。
この日は当番の巡査が同署で研修を受けており、午後4時以降は無人になっていました。
出入り口の鍵は閉めていなかったようです。

制服や拳銃、地域住民の家族構成などが書かれた名簿類は交番内の別の場所に保管しており、被害は無かったということです。
<毎日新聞9月26日(日)14時37分配信より>

交番に泥棒が入るとは考えもしなかったのでしょうか。
確かに警官が巡回中等は、交番内が無人になることがあるでしょう。
交番に用のある人が警官が戻ってくる間、交番内で待つという場合もあるでしょう。
その人がみな善人とは限らないでしょう。
交番内にある備品や個人情報、犯罪情報などを盗み出そうと考えるかもしれません。

また、交番だから泥棒が入らないだろうという油断も禁物です。
ここだけは100%大丈夫という場所はないと言えるかもしれません。
あらゆる場所であらゆるものが犯罪の被害に遭う可能性を持っています。
金属盗難が多発した時もこんなものまで盗まれるのかというものが被害に遭っています。

侵入手口もどんどん変化しています。
昔は、住宅の2階部分やマンションの高層階は安全と思われていましたが、逆にそこばかりを狙う泥棒も出てくるほどです。
ここからは侵入されないだろうという油断をしている人が多く、侵入させ成功すれば、建物内での犯行は比較的スムーズに行えるという場合が多いからでしょう。
日々進化する犯罪手口に対して、その防犯対策も変えていかなければ対応できません。
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