防犯ブログ

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2010年04月26日 中国人窃盗団、犬を借り散歩装い見張り。

中国人窃盗団の空き巣手口が明らかになりました。
ドライバーで「ガラス破り」。「犬の散歩」装い見張りもしていました。


●民家で現金などを盗んだとして、警視庁捜査3課などは22日までに、窃盗容疑などで、いずれも中国籍で、無職男(37)ら3人を逮捕した。
 容疑者は容疑を認め、「昨年10月から今年3月の間、空き巣に入った」と供述。
茨城、栃木、群馬、埼玉、東京各都県で約100件の被害があり、同課が裏付けを進めている。うち約40件の被害額は計1500万円相当に上るという。

 逮捕容疑は昨年12月26日午後3時半から同5時半ごろの間、群馬県高崎市の無職女性(73)方で、現金や指輪など約140点(12万7000円相当)を盗んだ疑い。
 容疑者がドライバーで窓を破って侵入し、別の容疑者が見張りを担当。知人から犬を借り、付近を散歩しているように装う場合もあったという。 
(4月22日 時事通信より引用)

窃盗団による侵入手口の特徴としては「分業化」「組織化」「短時間化」ということがあります。
分業化として、見張り役、実行犯、運搬役・・と分かれるのですが、それを実証するような供述をしています。
わざわざ知人から犬を借りて、散歩を装いながら見張りをしていたといいますから、泥棒ファッションも
犬の散歩用ファッションになっていたに違いありません。
犬の散歩を装っての「下見」も過去に事例がありました。

いかに不審に思われずに実行するか?
泥棒は真剣に考えているのです。

それに対して、一般の方の防犯意識はなかなか向上しません。
体感治安が悪化したとはいえ、未だに「まさか自分の家に侵入されるとは思わなかった」と語る被害者がいかに多いか・・・。
もっともっと泥棒のことを知って、防犯意識を持ち対策を講じることが必要です。
泥棒の手口・心理を知ろう。
一戸建て住宅防犯対策

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