防犯ブログ

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2008年11月17日 農家狙い空き巣100件「郊外の農家は人目につかず、無施錠が多いので入りやすかった」

農家ばかりを狙った空き巣を繰り返したとして、兵庫県警捜査3課と篠山署は14日、窃盗などの疑いで播磨町北本荘の自営業男(63)を逮捕、送検したと発表しました。
調べに対し「郊外の農家は人目につかず、無施錠が多いので入りやすかった」などと供述しているということです。

 平成18年1月から今年5月までの間、神戸市北部や三田、篠山両市の郊外にある農家を狙って約100件の犯行を重ね、被害総額は約620万円相当に上るといいます。

 調べでは、今年5月15日午前10時45分から同11時10分ごろまでの間、同市佐貫谷の農家に無施錠の勝手口から侵入し、現金6000円を盗むなどした疑い。
(11月15日産経新聞より抜粋)

「農家は無施錠が多い」これは私も防犯 講演会を農村の町役場などでしたことがあるので実感しています。
「今日、玄関の鍵をかけずにきた人」といったらかなりの数の挙手があり、びっくりしました。
「防犯 意識が低いところが狙われるのですよ」といってもなかなか実感されていませんが、「泥棒の被害に遭ったことのある人」というと10名近い人が手を挙げていましたので、そうした農村でも泥棒被害は発生しているというのを実感したのですが、本日の空き巣はまさにその実感を絵に描いたような泥棒です。

農家は米泥棒や野菜・果物泥棒などにも狙われ、空き巣にも狙われ・・と防犯 意識をきちんと強く持ち、防犯 対策をできることから実施することをしないと、ますます「泥棒の好きな地域」になってしまいます。

農家の空き巣防犯 対策/
● 窓や扉の錠前は必ず施錠してから外出する。ちょっと畑までといった短時間でも徹底する。
● 窓や扉に補助錠を付ける。窓ロックなどがお勧め。
● 植木が茂っている場合は、短く刈り込み、見通しを良くする。
● 塀は低い見通しの良いものに変える。
● 倉庫や納屋にも錠前を取付け、必ず施錠する。
● 雨戸はきちんと閉める。
● 人感ライトを外周部に取り付ける。不審者には防犯灯、知人や家族には便利な明かり。
● 窓や扉に開閉検知センサーを取付、その場で侵入しようとするとベルやサイレンを鳴らすとともに、携帯電話にメールや音声で知らせる自主機械警備システムNEXTを取り付ける。

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