防犯ブログ

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2009年09月11日 大工道具狙い窃盗行脚 3人組逮捕

大工道具を狙って盗んだとして、新潟県警捜査3課と村上署などは9日、窃盗の疑いで、栃木県矢板市片岡の内装業、川俣源次容疑者(31)と少年1人を含む3人を逮捕しました。

同課の調べでは、3人は7日夜、村上市内の住宅新築現場に侵入し、作業用のエアコンプレッサー1台(時価4万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。3人は容疑を認めているようです。

今年8月以降、電動大工道具を狙った窃盗事件が北陸地方を中心に約30件発生、被害は数百万円に上るということです。
同課は川俣容疑者らと何らかの関係があるとみて余罪を追及する方針です。

<9月10日7時56分配信 産経新聞より>

以前も、元大工が工事中の施工現場に侵入し、電動の大工道具を盗むという事件がありました。
犯人は、工事中は大工道具を現場に置いたまま撤収する、無人になることが多いと知っていたとありました。
このように現場をよく知る者の犯行を防ぐことは非常に難しい場合があります。

例えば、仮に防犯システムや防犯カメラが設置されていても、センサーの設置場所や警戒エリア、防犯カメラの死角などを把握し、その裏をかいて犯行に及ぶ場合があります。
防犯システムの警戒・解除の履歴確認や建物の入退出管理・記録、特に重要な箇所は防犯カメラの死角ができるだけないように設置するなど、防犯対策を講じる場合もいろいろな工夫が必要です。
ここは犯行を行うのが難しい、犯行が成功してもあとで見つかる、捕まる可能性が高い、などと犯行を思い留まらす抑止力の高い防犯対策が有効です。

セキュリティキーパーという目立つ威嚇機器を設置し、防犯システムが設置されているのが離れた場所からも分かる、見える。
屋外にも防犯カメラを設置し、映像を記録していることをアピールする。
建物に近づいただけで防犯センサーが作動し、ベルやフラッシュライトなど威嚇機器が鳴り響く。  など
うまくいけば、泥棒が事前に下見を行う場合、侵入のターゲットから外れるという効果が期待できます。
抑止力強化で狙わせない(セキュリティキーパー)
防犯カメラ
建物に入らせない(外周警備システム)

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