防犯ブログ

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2010年03月17日 牛丼店 強盗事件に乗じて店員が1万円盗む

高松市の牛丼店で8日に起きた強盗事件の際、現場の混乱に乗じて店のレジから1万円を盗んだとして、高松北署は17日、同市の同店アルバイトの男(35)を窃盗の疑いで逮捕しました。
男は「強盗のせいになると思ってやった」と認めているということです。

発表によると、8日午前5時40分頃、同市の牛丼店に香川大の男子学生(22)(強盗容疑などで逮捕)が押し入り、店に1人でいたこの男に包丁を突き付け、レジから現金を奪って逃走しました。
その直後、男はレジに残っていた千円札10枚を盗んだ疑いです。

レジには18万5000円ありましたが、同署が被害金と照合したところ、1万円の不足が判明。
防犯カメラを調べたところ、事件の直後、男が画板で手もとを隠しながらレジに近づく様子が映っていたということです。
<3月17日11時20分配信 読売新聞より>

強盗事件に乗じた内部犯行ですが、犯人が逮捕されたこと、防犯カメラが設置されていたこと、この二つがあってこそ、始めて判明した事件と言えるでしょう。
どちらか一つでも欠けていたら判明しなかった可能性が高いのではないでしょうか。

社内における管理というものの重要性を感じさせる事件です。
お金や物がなくなっても誰も分からない、犯行が発覚しないという状況であれば、良からぬことを考える人が出てくるのも止むを得ない気がします。

また、犯罪を犯しているという意識も徐々に薄くなるのかもしれません。
大した金額でもないし、それほど会社(店)が困るわけでもないし・・・などと自分を正当化する人もいるでしょう。

内部の人を信用しないという訳ではないにしても、ある程度の管理は必要です。
自社の商品や備品の在庫、現金の収支など最低限の管理品目は必須です。
防犯カメラで映像を記録しておくのも大きな効果があります。
人を監視するという意味合いよりも、何かあったときの証拠として、または、その場での犯罪を抑止(思い留まらせる)効果が大きいと思われます。
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