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2023年10月06日 スウェーデンでは当たり前 トイレの男女共用は日本でも進むか

 スウェーデンの地図と国旗.jpg

 最近、東京・渋谷や新宿歌舞伎町にできたトイレが話題になった。性別に関係なく入れる共用トイレだが、「女性用がなくなった」「男性と同じトイレになるのは不安だ」といった声が報じられた。日本では共用トイレに違和感を持つ人も少なくないだろうが、共用が普通の国もある。その一つがスウェーデンだ。(中川竜児=GLOBE編集部員)


 トイレはどれも男女共用
 駅、デパート、観光スポット、ホテルのロビー、公園など、可能な限りトイレを探した。どれも共用だ。6日間の滞在中、明確に男女に分かれたトイレがあったのは、ストックホルムの空港だけ。そこでも場所によっては共用だった。

 ピクトグラム(絵表示)は男女が並ぶものが多く、駅や美術館などは、複数の個室が並んで共用の手洗い場がある。公園などは手洗い場はなく、外から直接個室に入る仕様で、個室内に小さな手洗い場と鏡が備わる。どちらのトイレの前にも男女が列を作り、交代で利用する。個室タイプの場合、天井や床に隙間がないので、外からは見えない、という安心感がある。

 人々はどう感じているのか。

 バイセクシュアルで、スウェーデンの性的マイノリティーを紹介した『ぼくが小さなプライド・パレード』を出版したソフィア・ヤンベリさん(30)に聞くと、「『トイレはトイレでしょ』という感覚。男女共用が当たり前で育つので」。

 ヤンベリさんは、日本に留学し、働いた経験がある。日本の女性トイレについて「共用の手洗い場に大きな鏡があって化粧直しに使われている。こちらではトイレで化粧直しをする女性はほとんどいません」と指摘する。「女性は化粧すべきだ」という意識が強くないことが影響しているとみる。

 もう一つは、痴漢や盗撮といった犯罪の有無。「スウェーデンでは心配はない。日本では残念ですが、不安を感じる女性がいると想像します」。ただ、「犯罪をしようとする人はトイレが別だろうと一緒だろうとするでしょう。それは性的マイノリティーの責任ではないし、別の対策が必要だと思います」と重ねた。

 スウェーデンでも都市の公衆トイレは歴史的に男性のニーズに基づいて整備されてきたため、女性の視点を入れて安全を確保するよう提言する団体もある。公園などのトイレは道路や店に近い場所につくられ、前に塀もない。植栽や塀が視線を遮ることが多い日本と異なる点だ。


<7/7(金) 7:31配信 GLOBE+より一部抜粋>


性犯罪は大丈夫?

 最近日本でも男女共用のトイレができ話題になりました。

 最初に耳にしたとき、女性用、共用を作って男性用を作らないなら分かりますが、女性用トイレだけ作らないのかが理解できませんでした。

 また、すぐに思いつくのは共用トイレで性犯罪は起こらないのか?ということです。

 記事の中ではスウェーデンでは心配ないとありますが、今の日本ではそうとは断言できないでしょう。

 強姦のような直接的な性犯罪行為だけでなく、個室内にカメラを仕掛けて盗撮、盗聴などの間接的な性犯罪行為も発生する恐れがあります。
 これらの問題が解決されないと、日本での共用トイレの普及は難しいのではないでしょうか。

男女平等.jpg
日本での男女差別

 日本での男女差別は根強いものがあります。

 企業内での管理職、非正規雇用者、国会議員など男女比率が極端に偏っている数字をみるだけで日本の男女差別が何十年も改善されていないことが分かります。

 ハラスメント(セクハラ、パワハラ、モラハラ)の問題は、SNSの普及なども影響してか、社会的にかなり浸透しているように思います。

 一方、#MeToo(ミートゥー)の問題は、世界的な拡がりに比べると、日本ではそれほど騒がれていません。

 最近ではジャニーズ性加害問題の方が話題になっています。

逆差別?

 例えば男性客が多い飲食店で、男性用トイレと女性用トイレがあり、女性用トイレがほとんど利用されない場合、女性用トイレ分のスペースがもったいないように思います。

 男性用トイレばかり混み合って、女性用トイレは空いている状態も何となく違和感を覚えます。

 中年の女性が女性用トイレが混んでいるという理由から男性用トイレに入ってきたという笑い話を聞くことがありますが、逆の場合、絶対に笑い話にはならず、中年の男性は逮捕されるでしょう。

 女性はよくて男性はだめ、これも男女差別の一つだと思います。

 共用トイレにして、男性、女性どちらも自由に利用できる方が公平で効率的な気がします。

 また、現状ではトランスジェンダーの方が利用しにくい面もあり、性的少数者に対する差別緩和にも対応できます。

トイレ案内板.jpg

日本での共用トイレ導入

男女差別がひどい日本のような状況で、トイレだけ欧米の真似をしても実態が変わらなければあまり意味がないように思います。

まずトイレから変えることで、他のことも順に変わっていくのであれば良いのですが、それは難しいように思います。

記事へのコメント欄に、スウェーデンのように男女平等が進み、それから共用トイレを増やせばよいのでは?という意見があり、私も同様に感じました。

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