防犯ブログ

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2009年04月03日 防犯カメラを取り付けたその日に賽銭泥棒。即逮捕。

「お手柄 防犯カメラ お寺の巻」

寺社は今、放火、仏像盗難と犯罪に遭う可能性が高くなっておりその対策に頭を悩まされています。
防犯カメラを設置してすぐに犯人が逮捕されるというニュースがありました。

福岡県警うきは署は1日、同県うきは市内の寺に無断で侵入したとして、住所不定、無職男(35)を建造物侵入容疑で緊急逮捕した。逮捕容疑は、3月31日午後11時10分ごろ、本堂に、鍵の掛かっていない入り口から侵入したとされる。僧侶には「お参りをしていただけ」と繰り返したが、逮捕後の調べに「さい銭を盗もうとしていた」と供述。同署は窃盗容疑でも追及する。

 寺では3月29、30日に続けてさい銭が盗まれていたことから、31日夜に本堂内に防犯カメラを設置。
僧侶3人で映像を監視していた。監視を始めて2時間後の午後11時過ぎ、容疑者が本堂に現れ、さい銭箱を物色し始めたので、3人が本堂へ駆け込み、出ていこうと靴を履いていた容疑者を取り押さえた。
(4月2日 毎日新聞より引用)

防犯カメラが早速効果を発揮してよかったと思います。
ただ、ずっとご住職がモニターの映像を見ているのは大変です。
侵入検知センサーと連動させ(あるいは侵入検知センサー付き防犯カメラを使用する)、侵入者があったときだけチャイムが鳴りモニターを確認するというようにすると、もっと使い勝手が良くなると思います。
プラス「見える自主機械警備システム」にすれば、外出中にも侵入があればFOMA携帯電話に動画が自動通報されてきますし、気になる時にはいつでも状況を動画で確認できより安心です。

先日からの仏像盗難に合せて、実際にTVの取材を受けました。東京の新宿区にある「自性院」様でも、盗難・放火・器物破損と何度も被害に遭われて、パンチルトタイプの防犯カメラや赤外線センサー等を設置されていました。
広大な敷地の中に不審者が入ってきても庫裏で把握できるということは非常に安心だと話されていました。
家族も一緒に住まわれていますから家族の安心も重要なポイントになっていると思います。

備えがあるということは、それだけ心に余裕が生まれます。
大切な仏像や寺の建物を守ることは信仰そのものを守ることになります。

お寺の防犯対策

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