防犯ブログ

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2017年06月16日 63歳女が78歳女性のかばんを奪おうとする

78歳の女性を狙ってかばんを奪おうとしたとして、兵庫県警生田署は1日、窃盗未遂の疑いで神戸市中央区に住む無職で63歳の女を逮捕しました。

逮捕容疑は今年2月1日午前8時すぎ、同区中山手通1の路上で、女性(78)から現金約10万円が入った手提げかばんを奪おうとした疑い。
同署によると、「おばあちゃんのかばんを盗もうとしたことに間違いありません」と容疑を認め、「お金に困っていた」と供述しているという。

同署によると、女は後ろから近づきかばんを取ろうとしましたが、女性が抵抗したため、あきらめて逃走。
被害者の女性にけがはなかったようです。

女性は近くにある銀行のATM(現金自動預払機)で現金を引き出した後に狙われており、銀行の防犯カメラには逮捕された女とよく似た女性が映っていたという。
<6/1(木) 20:05配信 神戸新聞NEXTより>


被害者も加害者も高齢化が進んでいます。

63歳の女が78歳の女性のかばんを盗もうとする。
少し前ならあまり考えないようなシチュエーションですが、日本での高齢化に伴い、犯罪者も相手(被害者)を選んではいられないということでしょうか。

全体的な年齢が上がっていますから今後このような傾向はどんどん加速するでしょう。

おじいさんの窃盗団による銀行強盗などがコメディータッチで映画やドラマで取り上げられることがありますが、いずれ笑えない状況、犯罪者も高齢者ばかりということになる可能性は充分にあります。

犯罪者が高齢者であることを想定とした対策、例えば反射神経や運動能力の衰えを利用するような対策などが今後出てくるかもしれません。

時代や状況に応じた防犯対策も変えていかなければ対応できません。

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