防犯ブログ

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2022年07月29日 玄関先のヤクルトボックスが勝手に開けられていた 転売目的か、それとも・・・

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品薄状態が続いている「Yakult(ヤクルト)1000」。

その人気の裏で高額転売が行われ、ヤクルトが公式サイトで注意喚起を行うなど、商品の効果以外の面でも話題になる中で、ヤクルトの「保冷ボックス」を何者かに開けられたという体験談がゾッとすると拡散されています。

3万件近い「いいね」を集めた漫画の作者に話を聞きました。

体験談漫画の投稿者は、VTuberとして活動する阿曲りん(中村くまりん/@nakakuma68)さん。

ヤクルトレディが製品を配達する「ヤクルトお届けネット」の会員で(※現在は新規申し込み受付を休止中)、「ヤクルト1000」が毎週届く定期宅配サービスを利用しています。

異変に気づいたのは、ある日の朝。

出勤時に、玄関前に設置している専用のヤクルト保冷ボックス(保冷受箱)のフタがなぜか開いているのを発見。

「まだ届く日でもないし、僕は触ってないぞ...」「誰か開けたって事......?」。転売目的で盗もうとした可能性を考えて、転売問題が他人事ではなかったことを感じたといいます。

転売目的かどうかの真偽は不明ながら、Twitterでは「ありえる」「うちもこの間箱開いてた、怖すぎ」「最早転売じゃなくて窃盗」といった声が寄せられ、「鍵つけても平然と箱ごと持っていきそうですね」「他人事じゃ無いなぁ」「頼んでる人は気をつけよう」と話題になっています。

編集部が阿曲さんにこのときの詳しい状況を聞いたところ、「朝、仕事に行く際に玄関のドアを開けたところ、玄関前の保冷ボックスが開いていたのを発見した、という具合です」とのこと。発見したときは恐怖を感じたそうです。

またその後の対策について、阿曲さんは「公式のお問い合わせページからその旨お伝えし、鍵をつけてもらうようにしました。

また、ヤクルトが届く日以外は保冷ボックスを家の中に入れています」とコメント。

今のところ同様のことは起きていないそうです。

サービスの受け取り方法は、保冷ボックス以外に「ヤクルトレディによるお手渡し」もあり、Twitterのコメントでは「手渡し不便...と思ってたけど、これからはありがたく手渡しでいただきます」といった声もみられました。

ちなみに阿曲さんに「ヤクルト1000」を飲み始めたきっかけについても聞いてみたところ、「睡眠の質を高める効果があると話題になっており、公式の通販ならまだ買えると聞いたのでミーハー精神で買いました」との回答。

効果については「実際に睡眠の質が上がったかは実感がありません。

ストレスを抑える効果もあるみたいですが、そんな気がしなくもないかも......?という感じです。プラシーボ効果かもしれません」とコメントしています。

<7/3(日) 19:00配信 ねとらぼより>

ヤクルトボックスだけでなく牛乳配達などでも同様のことが言えますが、飲食用の保管場所を誰か分からない人に触られることには抵抗があります。

もし何か異物が混入されたらと考えると恐ろしくなりますし、個人のプライベートなスペースですから、他人に踏み入れられたくないと思うのは私だけではないでしょう。

時々ですが、私の自宅の郵便ポストが開けられていることがあります。

毎回、暗証番号を回して開けるのが面倒なため、開けられる状態にしている私も悪いのですが、マンションの外側からは開けられないため安心していました。

目的は不明ですが、どこかの部屋の住人が開けているのか、それとも管理会社の人か、清掃の人が開けられる状態にしているのは危ないですよ、という注意喚起のために開けているのか、どちらかは分かりませんが、正直気持ちが悪いです。

潔癖症ではないのですが、誰か分からない人に、自分しか触れない箇所を触られていること、そして目的が不明なことに不快感があります。

防犯カメラは建物の外側に設置されていますが、ぜひ内側にも設置してほしいと感じています。

ヤクルトの話に戻りますが、嫌がらせでもない限り、赤の他人の飲み物に異物を混入するなど意味のない行為は誰も行わないだろうと、昔の常識に当てはめると考えられますが、残念ながら今の時代はどのような行為、犯罪でも起こり得てしまいます。

例えば、SNS等にアップする目的で、面白半分にヤクルトや牛乳に異物を混入させて、それを飲んだ人、違和感に気付いた人のリアクション動画を撮影する者が居ても何ら不思議ではありません。

YouTuberなどで、自分の動画再生回数の為に、危険な行為や行動を辞さない者もいます。

そして、動画の内容が面白ければ良い、炎上しようが批判されようが、動画の再生回数を稼ぐことができれば、自分の収入アップになると考えて、最終的に犯罪行為を犯す者がいるかもしれません。

例え、その結果、SNSの管理人にアカウントを凍結されたり、削除されても、新たなアカウントを登録すれば、また新たに動画配信を行うことができてしまいます。

名前が売れてしまう、有名人にさえなることができれば、一定の収入が得られるような現在の仕組みには問題があると思います。

迷惑系YouTuberと言われる者が動画を撮影し、有罪判決を受けた後に、選挙に出たり、ホストになったりして話題を稼ごうとするのは、結局は自分の動画の登録者、視聴者を得ようとしているように思います。

犯罪行為と動画配信は、全く別物になるような、仕組みに変えていく必要があるのではないでしょうか。

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