防犯ブログ

2008年11月17日 連続エレベーター強盗 ワンルームマンションで若い女性狙う

15日午前2時50分ごろ、大阪市旭区中宮で、1階からエレベーターに乗った飲食店員の女性(24)が、2階から乗り込んできた男に刃物を突き付けられ、「騒ぐな。殺すぞ」と脅された。女性が4階でエレベーターを降りると、男は何も取らずに逃走。女性は右手が刃物に触れて軽傷を負った。
約20分後にも、無職女性(22)が1階でエレベーターに乗ったところ、後ろからついてきた男に「静かにしろ」と口をふさがれ、羽交い締めにされた。男は現金4000円入りの手提げバッグを奪って逃走。女性にけがはなかった。旭署は同一犯とみて強盗致傷容疑などで捜査している。
 調べでは、男は20〜30歳で身長約175センチ。黒っぽいジャンパーに緑色の帽子、黒い手袋を着用していた。 産経ニュース

この事件、被害に遭われた女性は軽傷でよかったですね。一つ間違えば大怪我や命にかかわる事件になっていたかも知れません。
マンションのエレベーターは、密室ですから女性や子供が被害に遭いやすい場所です。

警視庁のホームページでも、性犯罪防止のコーナーで注意喚起しています。

被害に遭わないために、個人で出来ることが記載されていますので参考にしてください。
(1)エレベーターに乗る前にエレベーターの周囲を確認し、つけてきている不審人物がいないか確認する。決して二人きりで乗り合わさないようにしましょう。
(2)エレベーターに乗ったら、操作ボタン近くのすみに立つことを心がける
 すぐに降りることが出来て、逃げやすい。非常押しボタンはじめ各ボタンを押し易いため。
(3)それでも男性と二人きりになってしまい「こわい」と思ったときは、「相手に失礼なのでは」などと考えず、ボタンを全部押して止まった階で降りてしまいましょう

警視庁では、次のようなアドバイスも行なっています。

犯人は物陰に潜んでいて、あなたがエレベーター内に一人きりだと分かると、ドアの閉まる直前に乗ってくることがあります。

びっくりして後ずさったりせず、非常ベルの押せるドア前の立ち位置をキープしましょう。
でも、非常ベルにばかり気を取られ、結果として犯人に背中を向けて立つのは危険です。ポイントはエレベーターの壁を背にして立つということです。

意外とこれを実行している女性は少ないもの。犯人に隙を見せないことが大切なのです。 

知らない人が、ドアの閉まる直前にエレベーターに乗り込んできたら用心しましょう。
もしエレベーターの中で、二人きりになったときは、図のように相手に背中を見せず壁を背にして、すぐに非常ベルが押せる位置に立ち、最寄りの階で降りてしまうことです。
その後、そのエレベーターが何階で止まったかもチェックし、改めて目的の階まで乗り直します。

そして、マンションのセキュリティ対策を行なって、「このマンションでは、やりにくいなあ」と思わせることです。
第一は、防犯 カメラを共用部、エレベーター内に設置し抑止効果を高めます。第二に、隠れやすい物陰を明るく照らし、夜間、不審者が身を隠しにくくします。

我々セキュリティハウスでは、防犯診断サービスを全国で承っております。

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