防犯ブログ

  • 防犯対策
2006年12月20日 何処まで対策する必要があるのか?

 昨日のニュースで、国内の空港から出発する国際線の航空機について、国土交通省が来年3月1日から機内に持ち込める液体類に制限をすることを発表しました。(但し、容量1リットル以下の透明の袋一つの中に入れることができる容器のみ。容器はそれぞれ100ミリ・リットル以下でなくてはならない。飲料水のペットボトルは不可。)

 テロ対策の措置として行われることになりますが、2005年4月14日より実施されたライターの米国発着便への機内や手荷物としての預かり不可と同じようなこと(今回の液体類は手荷物としての預かりは可能)が行われるようです。

 ライターの機内持ち込みは禁煙なので別に問題ないと思いますが、液体類の持ち込みは飲み物類の他に女性の方々には少し問題になる、化粧ポーチに入っている化粧水やクリームも対象になるそうで、乾燥肌の方には困った問題になるのではないでしょうか?(かさかさ肌がガサガサ肌になってしまいます。)

 テロ対策は重要ですが、その為に今まで大丈夫であったこともどんどん規制や自粛の方向に向かっています。何故、善意の一般市民が規制をされなくてはならないのでしょうか?楽しみにしている海外旅行も半減してしまうことになるかも・・・。本当におかしな時代になってきました。

 今回の規制として国内線を含めていないのを考えると、国外からの来訪者に対して規制をかけて、機内での犯罪を未然に防止することが目的なのでしょう?米国内では国内線もライターの機内及び手荷物としての持ち込みを禁止しているのに比べれば規制が緩和されているように思える。やはり、国内線では鉄道など競合する交通機関があるからなのでしょうか?

 まあ、どちらにしても規制が厳しくなるのはちょっと困りますが・・・。そのうち、機内には手荷物は全く持ち込めなくなるのではないでしょうか?(これは極端ですね。)

加盟企業専用ページはこちら