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2024年01月19日 デート中に相手女性のバッグから現金盗み、そのまま置き去り

 マッチングアプリを使う女性.jpg

 デート中、女性がコンビニエンスストアのトイレに行っている間に、女性が車に置いていたバッグから現金や鍵などを盗んだ疑いで、福岡市の22歳の男が逮捕されました。

 窃盗の疑いで逮捕されたのは、福岡市南区の自称・契約社員の男(22)です。

 警察によりますと、容疑者はことし3月、軽乗用車を運転して19歳の大学生の女性とともに福岡市中央区小笹のコンビニを訪れました。女性がコンビニのトイレに行っている間に、女性が車内に置いていたバッグから、現金2万2000円と鍵などを盗んだ疑いです。

 警察の調べに対し、「私は盗んでいません」と容疑を否認しているということです。

 女性がトイレから戻ると容疑者は車ごといなくなっていて、コンビニの店員が駐車場に落ちていたバッグを発見したということです。盗まれた鍵などは見つかっていません。

 容疑者と女性は事件の数日前にマッチングアプリで知り合い、当日、初めて会ったということです。事件のあと、女性は容疑者にSNSをブロックされ連絡が取れなくなっていました。

<FBS福岡放送 10/3(火) 16:08配信より>

 恋人相手探しの手段として、若者を中心に普及しているマッチングアプリやSNSですが、最近では若者だけでなく幅広い年代にまで広がっています。

 ロマンス詐欺などの犯罪手口も出てくるなど、恋愛と犯罪のどちらに転んでもおかしくない、一種の危うさも感じられます。

 例えば、アプリやSNSで知り合った相手とリアルで会った際、自分のタイプではなかった、実物は違った(画像は加工できるため)などと交際相手としての関心を失い、窃盗のターゲットに転じてしまうこともあり得る話です。

 相手の連絡先が分からない、アプリ上やSNS上でしか相手と繋がっていないのは、いざという時に連絡がとれなくなることもあり心配です。

 もちろん、ほとんどの人が犯罪目的ではなく、純粋に恋人相手を探すための手段として日々利用しているでしょうが、一部の犯罪者は悪用することも考えます。

 真剣に付き合う相手ほど、携帯電話番号や住所、勤め先など、確実な情報を入手しておくべきでしょう。

 また、相手のことをいきなり信用するのではなく、場合によっては危険な目に遭う可能性も考えた上で慎重に行動すべきでしょう。

 よく知らない相手の車に乗り込むのも危険な場合があります(連れ去り、監禁、誘拐、暴行など)。

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