防犯ブログ

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2006年10月11日 子供モデルのトラブル多発

子供を狙った犯罪が増えていますが、ちょっと異色の犯罪も増えているようです。

「ベビー用品専門店「赤ちゃん本舗」(本社・大阪市)では、ホームページ(HP)で「ご注意ください。昨今、当社店内および電話で当社の名をかたったキッズモデル勧誘などが確認されています」と警告しています。店内でモデルクラブへの入会を勧められたり、電話で本舗を名乗る人からモデル勧誘を受けたという“被害届”が平成16年7月ごろ、京都や神奈川、埼玉など4店舗に寄せられたということです。

「うちの子が1番かわいい」という誰もが感じている気持ちに付け込んで、子供モデルにならないか?といった勧誘があり、「子供がモデルクラブに入会したが、次々に高額な服を買わされるので解約したい」「写真代として5万円を振り込むよう指示された」…などというトラブルが多発しているのです。

国民生活センターに寄せられるこうした相談数も、平成8年度には366件だったタレント養成教室をめぐる相談件数が、16年度は583件、17年度は647件に増えているということです。

「誰もが知っているテレビ局や雑誌を名乗ることで信用させようとする勧誘は、まず疑った方がよい。チャンスは今しかないなどとあおるケースもあるが、即答は絶対に駄目。時間をかけて冷静に客観的に判断することが重要」とのことです。

親や祖父母は「我が子はかわいい」し「特別」なのです。
ちょっと上手にお遊戯したり、絵を書いたり、ボールを蹴ったりすると、「才能がある!!」と目を輝かして将来像を描きます。(我が家もそうです)最近の子供はおしゃまで、タレントの真似をしたりプロ顔負けの演技をしたり・・・そんなところを犯罪者はついてくるのです。

おいしい話には裏がある。
そう一度は思って冷静に考える・・というのが重要ではないでしょうか?

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