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2018年05月25日 大学図書館の本2冊窃盗で大学院生逮捕

自分が通う九州大学の図書館から本2冊を盗んだ疑いで大学院生の男が逮捕されました。

逮捕されたのは九州大学の大学院生の男(24)です。

警察によりますと、男は2014年から今年2月までの間に、福岡市西区の九州大学・伊都キャンパスの図書館から貸し出し用の本2冊を盗んだ疑いです。

男は自宅にあった2冊の本を警察に差し出し、容疑を認めているということです。

九州大学の図書館では100冊以上の本が勝手に持ち出され、一部は表紙以外が切り取られた状態でキャンパス内のゴミ捨て場から見つかっています。

大学側では何者かが本をバラバラにして電子データ化した疑いもあるとみていて、被害届けを受理した警察が男との関連についても調べています。
<4/25(水) 12:00配信 TNCテレビ西日本より>


人気漫画のネタばれサイトの管理者が逮捕され、サイトが閉鎖されたことがニュースになりました。
今回捕まった大学院生ではないかもしれませんが、何者かが盗んだ本をバラバラにして電子データ化した疑いがあると見られています。

バラバラにされた本は当然ながら本としての価値はなくなります。
ただ、その情報は電子化され、インターネットサイト等に公開され、有料もしくは無料で誰もが入手することができれば、本としてはの価値は失われ、ますます売れなくなります。
大量の本を購入する必要がなくなり、1冊購入し、それを電子データ化できればそれで充分となります。

紙を減らすことで地球温暖化やエコにつながりますから、本から電子データに移行する流れは自然ではありますが、入手したデータを再度転用、二次販売できてしまうと流通側は混乱してしまいます。

入手したデータにナンバリングするなど転用できないような管理やシステム構築が望まれます。

また、図書館での書籍盗難は今後も増えると思われます。
盗難ではなく、携帯等で中身を撮影し、それを電子化し、公開するということも考えられます。
図書館としての本来の利用方法やルールを守らせるためには、防犯カメラ等で監視するなどの防衛策が必要です。

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