防犯ブログ

  • 犯罪手口
2008年12月05日 後ろ向きで近づき財布を盗む「エビ女」

小さな子どもを連れて、日中に遊戯施設で遊ぶ親子。
「子どもと遊ぶ母親は、手荷物への意識が薄い」
そこに目をつけたのは何と、同じ母親の立場である女でした。

(12月4日 読売新聞より一部抜粋)
 “子どもと遊んでいる母親のバッグに後ろ向きに近づき、財布を盗もうとしたとして、新潟東署が新潟市内に住む女(34)を窃盗未遂容疑で現行犯逮捕(起訴済み)していたことが分かった。
「子どもを遊ばせるついでに80件くらいやった」と供述しており、同署は7〜11月、市内の商業施設や公園などで16件、現金約20万円を盗んでいたとして近く窃盗容疑で追送検する方針。

捜査関係者によると、工藤被告は、子どもと遊んでいる母親が手荷物に無防備なことに着目。6月頃から自分の子どもを連れ、母親の視界に入らない位置から後退してバッグに近づき、後ろ手に財布などを物色していたという。
同じ施設で被害が相次ぎ、捜査員は防犯カメラを分析し、エビのように後進する姿から「エビ女」と呼んで警戒していた。 ”

近年、特に防犯カメラの普及には目ざましいものがあります。
泥棒は人の「目」を嫌がります。
機械の目、人の目で泥棒に「見られている」ことを自覚させ、犯罪行為の断念をさせる工夫が必要です。
それにしても、後ずさりする姿はかなり不自然で目立つと思うのですが・・・

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