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2011年01月06日 駐輪場からバイク盗まれた被害者 ネットオークションで犯人見つける!

奈良県王寺町のJR王寺駅前でヘルメットを盗んだとして、県警西和署は4日、同県上牧町米山台4、無職の男(35)を窃盗容疑で逮捕しました。
逮捕容疑は、昨年10月14~15日、王寺駅前の有料駐輪場に止めてあった同県斑鳩町の男性会社員(36)の原付きバイクからフルフェース型ヘルメット(時価5000円相当)1個を盗んだ、とされています。
容疑を認めているということです。

同署によると、男性会社員が直後にインターネットのオークションに出品されているのを発見し、3200円で落札。
商品を入手後、黒、赤、銀の特徴的な配色や後付けした黒いプラスチック製の風よけなどから、自分のものと確認して被害届を出し、同署が男を特定しました。
<毎日新聞1月4日(火)19時13分配信より>

有料駐輪場に止めてあったバイクからヘルメットが盗まれたということですが、利用者にしてみれば、何のために有料のところに止めていたのかという気持ちになることもあるでしょう。
バイクに被害がなかったのが不幸中の幸いでしょうか。
防犯カメラや自転車、バイク盗難防止装置のようなものがついている駐輪場こそが、利用者にとって安心できるところになるのではないでしょうか。

また、被害者が自分でネットオークションで犯人捜すを行い、それが犯人特定につながったという時々耳にする事件ですが、被害者の執念というか怒りに感心するとともに、なぜ自分で犯人捜しをしなければならないのかという疑問にもつながります。
素人でもできることを警察がやってくれないというのもおかしな話のような気がします。

この事件に限らず、殺人などの重大事件を除けば、被害額が少額や大したことがないと思われる事件は、それほど捜査が細かく行われないケースもあるのでしょう。
窃盗や侵入破損被害等もそのようなケースが多いでしょう。
そうなると、頼れるのは自分しかありません。
自分の身は自分で守れる術を知っておく必要があります。
それが事前の防犯対策です。

犯罪者の心理や傾向、手口などをあらかじめ知っておくことで、その予防策を講じることができます。
敵を知らなければ効果的な対策はできません。
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