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2009年09月04日 11歳長男に万引きを強要していた元夫婦逮捕

小学5年の長男(11)に米などを万引きするよう命令していたとして、兵庫県警明石署は4日、窃盗容疑で、同県加古川市に住む派遣社員の男(33)と、同居の元妻(31)を逮捕しました。
同署によると、男は「やらせていない」と否認、元妻は認めているということです。

逮捕容疑は3日午後5時半ごろ、同県明石市内のスーパーで、米2袋など食料品4点(約7800円相当)を長男に盗ませた疑いです。

同署によると、一家は他の子供を含め8人暮らし。
男は見つかった場合は親からもらったお金をなくしたと説明するよう、長男に指示していました。
長男は「2年ほど前からさせられていた。断ると殴られたこともあり、怖かった」などと話しているということです。 
<9月4日12時25分配信 時事通信より>

親が子供に万引きを強要、断ると暴行するという最低の親です。
別のニュースを見ると、11歳の長男は「こんなこと(万引き)せなあかんのは嫌やけど、お父さんに怒られるからやった」とも言っているようです。
店側に見つかった場合、お金を落としたと答えると、子供だから許されると想定していたのでしょう。
子供を楯にした汚い大人の手口です。

万引き被害を被っていた店側も被害者ですし、強要させられていた子供も被害者です。
見つかった場合も想定した万引きですから、防犯対策は難しいでしょう。
防犯カメラが設置されていれば、自分たちが防犯カメラに記録されないように注意したかもしれませんが、子供が映っても何とかなるだろうぐらいにしか思っていないでしょう。

お客さんと万引き犯、営業時間中はその見分けはつきませんし、お客さんだけを選別することも難しいと言えます。
このような犯罪はやや特殊ですが、一般的な泥棒に対しては、防犯カメラや万引き防止機が効果的です。
防犯システムが設置されている店舗とそうでない店舗、泥棒が狙うのは何も設置されていない店舗です。
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