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2012年01月16日 民家の庭から花を盗んだ看護師逮捕

他人の家の庭から花を盗んだとして、和歌山北署は14日、窃盗容疑で和歌山市西庄の看護師の女(47)を現行犯逮捕しましたた。
「私が育てた花です」と容疑を否認しているという。

逮捕容疑は同日未明、同市西庄の民家の庭の花壇から、カランコエ2株を抜いて盗んだとしています。
同署によると、周辺では先月から同様の被害が相次いでいました。
警戒を強化していたところ、巡回中の署員が花を手に民家の庭から出てきた女を発見したという。
<産経新聞1月15日(日)7時55分配信より>

自宅や会社の敷地内に、他人が自由に侵入できる環境というのは危険です。
中に入ってきて、今回の事件のように花を盗むということも簡単にできてしまうということです。
自宅の木に生っている柿を子供が盗むというのは、昔の漫画やアニメに出てきそうなシーンですが、現実ではもっと悪意のある泥棒にも変わることが考えられる手口です。

塀の門扉を乗り越えて敷地内に侵入、家人にさえ見つからなければ、敷地内は自由に歩くことができてしまいます。
会社はともかく、ほとんどの一戸建て住宅やマンションでは同じ環境でしょう。
誰もが自由に出入りできるという考え方によっては危険な環境です。

もちろん子供たちが自由に遊ぶ為に開放しているという場合もあるでしょうが、夜間や深夜など時間外もあります。
そのような時間外は制限することで、外部からの侵入者に対しては効果があるはずです。

マンションの場合は、
関係者以外の立ち入りを禁止するためにセンサーを設置し侵入を制限(関係者のみ警戒を切ることができる)、敷地から建物内への侵入に利用されそうな箇所には防犯カメラによる映像の監視・記録などの対策が効果的です。

一戸建て住宅の場合も、
予算が可能であれば、塀の上や塀の内側にセンサーを設置し、周囲を取り囲むことによって、外部からの侵入者対策となります。
玄関に防犯カメラを設置すれば、侵入者だけでなく、不要な売り込みや訪問販売、放火対策にもなるでしょう。

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