防犯ブログ

  • 侵入手口(店舗)
2009年10月02日 新聞販売店荒らし102件.「働きたい」と給料日を電話で確認して

新聞販売店ばかりを狙って「事務所荒らし」を繰り返していた男2名の手口は?というと

●大阪府と奈良県などで相次いだ新聞販売店の事務所荒らし事件で、大阪、奈良両府県警は1日、窃盗容疑で逮捕した住居不定、無職男(50)=公判中=と奈良市法華寺町、無職男(40)=同=の両被告について、計102店舗(被害総額約2400万円)の被害について裏付け、窃盗容疑などで送検したと発表した。

 両府県警によると、両容疑者は平成20年9月〜今年4月、大阪府、京都府、奈良県の2府1県で朝日、読売、毎日、産経各紙の新聞販売店を狙い、無施錠のシャッターを開けたり、店舗裏側の窓ガラスを割ったりして侵入。現金や商品券、金庫などを盗んだ疑いが持たれている。

2人は販売店に「働きたい」と電話をかけて給料支給日を聞き出し、現金が多く置かれている日を狙って侵入したケースもあったという。
(10月1日 産経新聞より引用)

推測ですが、「働きたい」と電話をかけ、給料支給日を聞き出し、現金が多く置かれている日を調べると同時に、仕事が始まる時間、終わる時間なども調べたのかもしれません。
新聞販売店の場合、朝は非常に早く、人の出入りが激しく、アルバイトも多いためどうしても防犯面で隙が出来てしまいます。
そして、多くの新聞販売店が同じような仕組みで行っているので、1店舗で成功した方法が他の店舗でも通じやすいのだと思います。
そうしたことを知っていて新聞販売店ばかりを狙って侵入を繰り返したのだと思います。

こういう人の出入りが激しい事務所や店舗の場合、セキュリティシステムや入退出管理システムを入れたくても鍵やカードの管理が大変だと躊躇されることもあると思います。
鍵やセキュリティカード、入退出カードを持ったまま次の日から仕事に来ない・・といったアルバイトもいるかもしれません。そうした場合に、鍵であれば錠前を変更する必要があります。
セキュリティカードや入退出管理カードの場合、そのカードを使用できなくすることができますが、現地に技術員が行って作業をするため作業費用が必要でした。

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