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2019年07月19日 地震発生時の防犯カメラ映像と音声について

先日、新潟地方を中心に震度6強の地震が発生しました。
NHKだけでなく民放も全て番組を中断し、特別報道番組に切り替えて最新情報を流していました。

その際、気になったのが、あるテレビ局の番組で、最も震度が強かった新潟県ではなく、山形県の現時点の防犯カメラ映像がずっと流れていたことです。
これだけ防犯カメラが普及している現状を考えると、最も震度が強かった都道府県の映像に関心があるのが一般的です。

今の状態はどうなのだろう、地震発生時どのくらい揺れたのだろうか、その映像を見れば、もしかすると命を落とした人やケガをした人がいるかもしれない、自分の住んでいる地域でも停電等が発生するかもしれないなどと想像・推測することができます。

最寄の都道府県の人であれば、その映像を基に、その後の余震状況をみて、今の場所から避難しなければならないと判断し、迅速な行動をとることができるかもしれません。

各テレビ局の支社が全都道府県にあるかどうかは分かりませんが、なくても系列局はあるはずですから、各局が全都道府県に防犯カメラを複数台設置し、地震発生時にはその付近の映像を、リアルタイムかつ過去のものも含めてすぐに確認できるような体制を構築するべきでしょう。

被害に遭われた方やご家族の方にとっては非常に心配でテレビから目を離せなかったかもしれませんが、震源地から遠い地域に住んでいる私としては、地震や津波に関する分からない不確定な情報が多すぎて、また、関係が薄い映像を何時間も見せられていることに正直不満を感じました。

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